フリーウェイジャパンは、小企業・零細企業の従業員218人、ならびに代表取締役174人を対象とした「2020年度冬のボーナス実態調査」を実施した。
冬のボーナス「支給されない」「わからない」が約4割
2020年度の冬のボーナス支給の有無を問う設問では、「支給されない」が36.2%、「未定」が4.1%となり、約40%の従業員が、支給されるかわからない、または支給されない状況であることが明らかに。
「支給されない」「未定」の回答者を対象に理由を問う設問では、「会社の業績不振のため」が27.8%、「コロナウイルス感染拡大による経営悪化」が24.1%であった。
ボーナスの使い道「預金・貯金」が最多の43.2%
ボーナスが支給された、または支給予定で金額を把握している回答者を対象に用途を尋ねたところ、1位が「預金・貯金」で43.2%、次いで「生活費」が29.6%、「趣味・娯楽」が9.9%と続いた。
夏のボーナスと比べた支給額 「変化なし」が最多
夏のボーナスと比較した際の増減の有無を尋ねると、「変化なし」が65.4%と最多で、増加したとの回答は27.2%であった。
来期のボーナス支給について「見込みが立っていない」「わからない」が7割以上
来期のボーナス支給について尋ねたところ、「期待できない」が59.6%と半数以上を占めた。
また、小企業・零細企業の代表に対し、来期のボーナス支給について見込みが立っているかを問う設問では、「立っていない」が36.2%、「わからない」が39.7%という結果に。
調査概要
- 調査期間:2020年11月17日~11月19日
- 調査対象:小企業・零細企業の従業員218人、代表取締役174人