東急は、同社が運営する法人企業向け会員制サテライトシェアオフィス「NewWork(ニューワーク)」と東急ホテルズの運営する4施設との提携を2020年10月1日(木)に開始する。
コロナ禍で高まるリモートワーク時の会議スペース需要への対応、およびホテル施設の日中時間帯のさらなる有効活用を目的に、Wi-Fi・作業環境を完備した駅近接の客室をウェブ会議用の個室として利用する取り組みだ。
提携対象は、大森東急REIホテル、吉祥寺東急REIホテル、横浜東急REIホテル、セミナープラス南町田の4施設。NewWork会員はオンライン予約を行い、ホテルのフロントにてライセンスカードまたはQRコードを提示することで、施設内の一部の客室利用が可能に。
東急は、2016年からNewWork事業を開始し、直営店の出店や新たな提携による拠点ネットワークの拡大に取り組んできた。2020年10月中には直営店、提携店の合計で200拠点を達成する見込みだ。会員企業数は2020年9月1日時点で380社、と多くのユーザーを抱える同社は、今後もリモートワークの普及や、多様化する働き方のニーズを見据えて、東急ホテルズとのさらなる提携を目指す。