SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

SalesZine Day 2026 Winter

2026年1月27日(火)13時~18時40分

SalesZine ニュース

XAION DATA、AXを加速させる新データ戦略「DO4AI」を発表

  • Facebook
  • X
  • note
  • hatena

 XAION DATAは、AI導入がPoC(概念実証)にとどまる構造的課題に対する解決策として、新たなデータ戦略「DO4AI(Data Orchestration for AI)」を提言した。

 同提言は、「No Data,No AI」という考え方のもと、AI時代における企業の競争優位の源泉であるデータ基盤を再定義し、AX(AIトランスフォーメーション)を実務で実現するための具体的なアプローチを示す。

AI活用を阻む、AI Readyではないデータ基盤

 AI時代において、データは単なる情報の蓄積ではなく、企業の命運を分ける競争優位の源泉となる。

 本来、AIが価値を発揮するためには、データが「AI Ready(AIが理解・活用可能な状態)」であることが前提となる。すなわち、データが適切に構造化され、統合され、常に最新の状態で維持されて初めて、AIは意思決定に活用される。

 しかし実際には、多くの企業においてデータはAI活用を前提に設計されておらず、「データはあるが使えない」という状態にとどまっている。その結果、AIはPoC段階では成果を示すものの、実務には組み込まれず、継続的な価値創出に至らないケースが多い。

 XAION DATAでは、AXを阻む要因を「4つの壁」と「8つのKSF(Key Success Factor)」として整理し、「AI Readyではないデータ基盤」こそが、AI活用を阻む本質的な構造課題だと分析。こうした構造的課題を解決し、AXを実務で実現するため、「DO4AI(Data Orchestration for AI)」の提言に至った。

新たなデータ戦略「DO4AI(Data Orchestration for AI)」

 「DO4AI」は、従来のデータ統合(Data Integration)の延長ではなく、AIが価値を生む状態から逆算してデータ基盤を再設計するデータ戦略である。従来のデータ基盤が業務処理や可視化を目的として構築されてきたのに対し、「DO4AI」は、AIが継続的に価値を生むことを前提に、データの生成・構造化・統合・活用までのプロセス全体を再設計する。

 その中核となるのが、Closed DataとOpen Dataの統合になる。 企業固有の競争優位の源泉であるClosed Dataと、市場との接続を担うOpen Dataを、意味・関係性・更新性を含めて統合することで、AIがリアルタイムに理解・活用できる状態を構築する。

 「DO4AI」は、分断・非構造・陳腐化・未接続といった「4つの壁」と「8つのKSF」を横断的に解決し、AIが実務で機能し続けるためのデータ基盤を実現するソリューションである。

「DO4AI」を支える技術基盤

 「DO4AI」の基盤には、次の3つのコア技術が組み込まれている。

  • データ自動構造マッピング技術:分散したデータ間の関係性や意味を自動的に解析し、スキーマ統合を実現する。
  • 多次元データ構造化技術:非構造・半構造データを含む多様なデータを、AIが理解可能な多層的な構造へと変換する。
  • オープンデータ収集・統合技術:Web上の外部データを継続的に収集・統合し、リアルタイム性を担保する。

 このコア技術は、XAION DATAが保有する独自の技術体系によって実装されている。

  • WEB VISION(特許技術):Open Dataに対して、Web上に分散する非構造データを自動収集・解析し、意味単位で構造化する。従来は人手に依存していた情報抽出やデータ整形のプロセスを自動化し、リアルタイムに近い形で外部データを活用可能な状態へと変換する。
  • XD Foundry(特許申請中):Closed Dataに対して、企業内に蓄積された業務データを横断的に統合し、AIが理解可能な構造へと再設計する。システムごとに分断されたデータを、定義・関係性・粒度を揃えた形で再構築することで、データはあるが使えない状態を解消する。

 これらの技術により、従来は工数を要していたデータ構造化・統合プロセスを自動化し、AIが継続的に意思決定に関与できるデータ環境を実現する。

「DO4AI(Data Orchestration for AI)」が実現すること

 「DO4AI」は、従来のように、データを収集・加工し、あとから統合するのではなく、データ生成段階からAI活用を前提に設計する。具体的には、次のような運用を一体的に実現する。

  • データ生成段階からの構造化設計(AIが理解可能な形でのデータ生成)
  • 部門横断でのデータ統合の自動化(サイロ化の解消)
  • Open Data(外部データ)のシームレスな統合(市場との接続)
  • リアルタイムでのデータ更新・活用(意思決定の即時化)

 これにより、複雑なETL処理の削減や手作業によるデータ前処理の最小化、最新かつ統合されたデータ環境の維持が可能となり、AIが継続的に意思決定へと関与できる状態になる。

 「DO4AI」により、AIを“使う”企業ではなく、AIが“前提となる”企業を実現。データを蓄積する組織から、データをもとに自律的に判断して行動する組織への進化および「AI Nativeな組織」への変革を推し進める。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
  • hatena
関連リンク
この記事の著者

SalesZine編集部(セールスジンヘンシュウブ)

編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/news/detail/8305 2026/05/07 09:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング

年間スポンサー

AD