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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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営業の仕事は「売る」ことなのか? 「Buyer Enablment」をめぐる冒険

2024年7月12日(金)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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SalesZine Hour レポート

「プレイングマネージャーはどう信頼を得るべき?」「社内政治で昇格できない?」 よくある課題に回答!

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 成果を出してきた営業だからこそ悩ましい「マネジメント」。「心理的安全性」重視の時代に、どのようにメンバーを導くべきなのでしょうか。2023年8月23日に開催されたSalsZine Hour Vol.4では、営業マネージャーとして大きな失敗を経験してきた現役リーダーのふたりが登壇。自分の経験を踏まえて、それでも「営業マネージャーをやろうぜ!」とふたりが語るワケとは? 読者の皆さまから寄せられたあらゆる悩みに回答いただきました。

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営業マネジメントの失敗談や面白さを語った前編「『2回の降格』『人の成長に期待しすぎた』 失敗から学ぶ営業マネジメントの面白さと難しさ」も公開中! 読者の皆さまからの質問に回答する後編の本編からでもお楽しみいただけます。

自分らしいマネジメントスタイルを考える

事前質問① 

 マネジメントに向いている人と向いていない人の特徴はありますか?

梅田(セレブリックス) 「マネジメントはスキルだから誰もできる」という言説もありますが、ぶっちゃけ僕は嘘だと思いますね。どんな仕事にも向き不向きがあるようにマネジメントにも多少はあるはずです。

株式会社セレブリックス 新規事業開発室 ゼネラルマネージャー/ SQiL Career Agent 事業責任者 梅田翔五さん
営業職特化の転職支援サービス「SQiL Career Agent」事業責任者。人材紹介会社マネージャー、SaaSスタートアップマネージャーを経たのち、セレブリックスに入社。営業スキルを可視化するプロジェクトにも従事し、営業パーソンのキャリアとスキルを紐解いている。

梅田 ただ、「マネジメントに向いている」と自分で認識できる人は少なく、「とてつもないリーダーシップを発揮する高尚なもの」だと思われている部分はあるかもしれません。営業の1割しかできないような難しい職務ではなく、後天的にできるようになる人も意外と多いものです。

 さらに言えばどんなマネージャーを目指すかによっても話は変わってきます。知っている方も多いと思いますが、セレブリックスの今井さんや僕は自ら戦いに突っ込んでいく「俺についてこい」な将軍スタイルのリーダーですが、皆の後ろで指示を出す参謀タイプのリーダーもいます。ほかには、「あの人がいるだけで組織が和む」心理的安全性を保つようなリーダーシップもあるでしょう。自分に合うスタイル、成果を出せるスタイルをイメージすることも必要ですね。

宮田(SalesZine編集部) 思っているより、さまざまな人にチャンスがあると理解しました。梅田さんが「この人は引き上げていきたい」と思う若手はどんな人でしょう。

梅田 言葉にするのは難しいですが、「もっと頑張りたい」「いまのままではいけない」とか、どこにぶつけたら良いかわからないエネルギーを持っている人でしょうか。そういう人は、一度会社の中で上を目指してみると良いと思います。

宮田 同じ会社で働いているとそういう熱量を持っている人には気づきますよね。古瀬さんはマネジメントの向き・不向きについて、いかがですか。

古瀬(セールスギルド) 梅田さんが素晴らしい回答をしてくれたのでとくにないのですが(笑)。付け加えるならば、マネージャーに求められているのは「数字を達成する」こと。その手段は自由だからこそ、自分なりのマネジメント像が必要になります。向いている要素としては、「共感力や傾聴力が高い」「仕組み化や体系化が得意」「人に任せることができる」など、さまざまありますが、マネジメントで失敗した20代のころの私はすべてダメでした。

セールスギルド株式会社 代表取締役 古瀬 貴大さん
営業職として2社経験後、営業フリーランスとして独立、2020年にセールスギルド株式会社を設立し代表に就任。新規事業やスタートアップの営業支援を事業に柱にしつつ、営業コミュニティセールスギルドと日本最大級の営業の大会S1グランプリの運営などを行う。

古瀬 とにかく自分で成果を挙げたいし、メンバーには「社長にアポをとったのに何で契約できないの?」と詰めっぽく聞いてしまう。体系化も言語化もできないから自分でクロージングをして、誰も育てない。当時の自分は向いていなかったし、「そりゃあ2回降格しますわ」という感じでした(笑)。私自身も模索中ですが、自分の得意なマネジメントパターンを持つことが重要ですね。

次のページ
尊敬されるマネージャーであるための3つの要素とは

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この記事の著者

SalesZine編集部 宮田華江(セールスジンヘンシュウブ ミヤタハナエ)

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https://saleszine.jp/article/detail/5155 2023/09/27 07:00

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