「名選手、名監督ならず」という言葉がありますが、営業部門においても、高業績を挙げた人がマネジャーに昇格した途端に元気をなくしてしまうケースがあります。もちろん、自身の成功体験や営業ノウハウの中には有益なものがあるはずです。しかし組織マネジメントにはプレイヤーとは異なる能力が必要です。実はこのことは、多くの人が理解をしていますが、業績に変わる評価基準を持つことが難しいという話をよく耳にします。データドリブン(Data Driven)をテーマにした本連載、前回は顧客接点での精度を高めるデータ活用の事例を紹介しました。今回は、組織内部でのデータ活用について解説しながら上記課題への取り組み事例を紹介します。
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リクルートマネジメントソリューションズ コンサルティング部 シニアコンサルタント 松木 知徳(マツキトモノリ)
2007年リクルートマネジメントソリューションズ入社。コンサルタントとして企業の人材開発・組織開発に従事し、数々の表彰を受ける。テクノロジーや科学的な理論をもとにした科学的な営業組織づくりの支援や従業員のモチベーションの要因を研究し、新サービスの開発、メディアでの執筆活動や企業での講演などを多く行っ...
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