AIとCRM搭載のAgentic Customer Platform(エージェンティック・カスタマープラットフォーム)を提供するHubSpot Japanは、2026年4月1日付で伊佐 裕也(いさ ひろや)氏がカントリーマネージャーに就任したことを発表した。
Agentic Customer Platform:顧客データと企業固有のコンテキストを一元管理し、人とAIが協働してマーケティング、営業、カスタマーサービスを行うことを支援するプラットフォーム

新カントリーマネージャーの伊佐氏は、AIの進化を「企業が顧客の成功を起点とした自社の成長戦略を描き、実践する機会」と捉え、3つの重点領域を軸に日本事業を牽引する。
第一に、日本市場の可能性とニーズを米国本社に積極的に伝え、Agentic Customer Platformがさらに広く認知され、日本企業にとってより使いやすいものとなるよう、投資の加速に取り組む。同時にHubSpotを日本でともに広げてきた既存パートナーとの連携をさらに深めるだけでなく、新たなパートナーとの協業を推進することで、多様なニーズを持つ企業を支援できるエコシステムを構築する。
第二に、顧客体験の質向上を共通目標として、マーケティング・営業・カスタマーサービスが連携する成長モデルを日本市場で確立する。海外の最新トレンドやフレームワークを紹介しつつ、日本企業が重視してきた顧客との関係性や信頼、商習慣も重視しながら、日本企業とともに、この成長モデルを育てていく。
第三に、HubSpot Japan自身がAI活用や部門横断の連携、働きがいのある組織づくりを実践する。その過程で得た知見や学び、試行錯誤の内容を日本企業へ積極的に発信していく。
伊佐 裕也氏のプロフィール
DELL Computer、Google、Sonyなどグローバル企業で25年以上にわたりマーケティングに従事。各社でグローバル市場と日本市場双方の販売促進戦略に携わり、異なるビジネス文化と組織をつなぐ実務を重ねてきた。その後freeeとRapyuta Roboticsでは役員として急成長期の企業カルチャーの醸成と組織づくりおよび事業拡大を担った。さまざまな成長フェーズの組織で培った経験は、スタートアップの機動力と大企業の組織運営ノウハウの双方を理解し、戦略立案と実行の両面から事業を牽引する土台となっている。
2018年に共同事業責任者兼シニアマーケティングディレクターとしてHubSpot Japanに入社後、2023年にはカントリーマネージャー代行として営業組織を統括。入社からの8年間でHubSpotの提供製品が「マーケティングツール」から「CRMプラットフォーム」、そして現在の「Agentic Customer Platform」へと進化する中、日本企業への提案と成長支援に向き合い続けてきた。これらの経験を背景に2026年4月1日付でカントリーマネージャーに就任。
HubSpot Japan カントリーマネージャー 伊佐 裕也氏のコメント
HubSpot入社以来の8年間で私が一貫して向き合ってきたのは、「日本の企業がどうすれば顧客の成功を起点とした持続可能な成長を実現できるか」という問いです。AIによって多くの業務が自動化される時代だからこそ、人にはこれまで以上に顧客の状況や願いを理解し、その長期的な成功に貢献する存在になることが求められます。グローバルレベルで進む急速なテクノロジーの進化と日本ならではのビジネスの進め方、その双方を経験してきた立場から、日本に根差した「Grow Better」のあり方を顧客およびパートナー企業とともに形にしてまいります。そして私たち自身がマーケティング、営業、カスタマーサービス部門の連携を通じて顧客体験の質を高めていけるよう実践を積み重ね、その過程で得られた学びを共有することで、日本企業の皆さまの成長を支援してまいります。
Grow Better:数字ばかりを追求した表面的な成長ではなく売り手・買い手・働き手がともに持続可能な利益を享受できる本質的な成長のこと。HubSpotは、「Help millions of organizations grow better」をグローバルミッションとして掲げている。
米 HubSpot本社 Chief Customer Officer ジョン・ディック氏のコメント
HubSpotにとって、日本は非常に重要な市場です。そして当社が重視しているのは、常に顧客にとって何が最善かを起点に考え、ユーザーの成果につながる価値を届けることです。そのためには、市場を深く理解し機動力高く日々の戦略を舵取りできるリーダーの存在が欠かせません。伊佐と8年にわたりともに働いてきた経験から、彼がこのようなリーダーシップを発揮し当社のグローバル本社と日本法人の連携を一層強固にしてくれることを確信しています。HubSpotは、日本のユーザーがAIの進化を始めとする激しい変化の時代においてもたゆまず事業を成長させられるよう、引き続き貢献してまいります。
