エンミッシュは、Salesforceが提供する自律型AIエージェント「Agentforce」の導入・活用を専門的に支援するチーム「AI Acceleration Lab」を設立したことを発表した。

背景
AIの業務活用が加速する中、Salesforceが提供する自律型AIエージェントAgentforceは、企業の営業・マーケティング・カスタマーサービス領域における生産性向上と顧客体験の改善を促すソリューションとして注目されている。
しかし現状では、「業務にFitするユースケースの特定」「セキュリティ・ガバナンスを担保した運用」「定着化まで見据えた実行体制の構築」といった課題を抱え、導入検証段階で停滞する企業も少なくない。
エンミッシュは、これらの課題を解消し、Agentforceの導入・運用・内製化を支援する専門組織としてAI Acceleration Labを立ち上げた。
特徴
技術力×PJ推進力
Agentforceはもちろん、そのほかのAI製品・領域の専門家がPJを支援し、データと業務を起点に設計→実装→運用内製化までを一気通貫で伴走する。
- 全体設計力:AIの設計だけではなく、全体のアーキテクチャから設計・整理
- 一気通貫支援:専門性を持った人材が、PJのゴール設計からアーキテクチャ提案、AI実装までを一貫して支援
- 標準化手法:要件定義→最小ユースケース決定→対話設計→定着化までを体系化
これにより、単発導入ではなく再現可能なAIプロジェクトを可能にする。
Agentforce×Salesforce全体最適
エンミッシュには、さまざまなプロダクトのケイパビリティやPJ実績がある。このため、Agentforce Sales、Agentforce Service、Agentforce Marketing、Tableau、Data 360をまたいで、現場KPIに直結するAgentforceユースケースを横断的に最適化できる。
代表的な活用例
- 営業:商談要約→次アクション自動生成(Agentforce Sales)
- マーケ:問い合わせ意図→セグメント化→Journey連携(Agentforce Marketing)
- 経営可視化:AI応答ログをKPI化・BI可視化(Tableau)
