ハウスリストマーケティングツール「immedio Box」を提供するimmedioは、ハウスリスト(既存リード)への再アプローチによる商談獲得をさらに加速させるため、「リード分析AI機能」を正式リリースした。

「リード分析AI機能」の開発背景
近年、BtoBマーケティングは新規リード獲得(※1)の課題に直面している。広告費や展示会出展コストの高騰、Cookie規制、競合過多といった外部環境の変化により、獲得単価は年々上昇し、インバウンドリードの流入数も伸び悩んでいる(※1)。
その中で、専任のインサイドセールスを配置して、アウトバウンドやハウスリストの掘り起こしから商談獲得に取り組む企業が増えてきた。一方で、営業現場では分業体制の壁や人材不足が課題となり(※2)、インサイドセールスの採用やリテンションが成長のボトルネックになる企業も増えている。
これらのリード不足と人手不足を解決するため、immedioはimmedio Boxを開発した。ハウスリストにメルマガを送信すると、資料の開封時に読者を特定。読者が一定のページまで資料を読み進めると、ポップアップで商談を打診する。同時にメールやチャットツールで通知をするため、インサイドセールスは温度感が高い顧客に絞ってフォローアップをすることが可能となる。このインサイドセールスによるフォローアップを更に効率化するため、リード分析AIをリリースした。
「リード分析AI機能」について

immedio Boxに搭載された「リード分析AI機能」は、提案資料(PDF)をアップロードするだけで、誰が、どのページに、どの順番で関心を示したかをAIが自動解析・要約し、商談化の可能性が高いリードを可視化・特定する機能。インサイドセールスや営業が送った資料が、どの顧客に関心を持たれたか、なぜ・どの部分に関心があったかを解析し、AIが「商談につながる接触ポイント」を提示する。資料単体でリードの興味関心を深掘りでき、営業現場は“本当に追うべき顧客”に対応できるようになる。
1.提案資料の関心状況をAIが可視化・要約
誰が、いつ、どこを、どの順番で読んだかをリアルタイムで解析。「1ページめを見ただけ」「離脱しただけ」といった表層的な閲覧と、商談に近い行動を見分けることができる。
2.AIによって再現性ある提案活動を実現
従来は属人化していた「顧客の温度感の見極め」や「提案顧客に応じた訴求内容の最適化」が、AIの要約を通じて誰でも実行可能になる。経験や勘に依存しない再現性がある提案活動を営業チーム全体で実現できる。