ラフティは「就職氷河期世代・会社員のホンネ調査」を実施し、その結果を発表した。
調査概要
- 調査概要:就職氷河期世代・会社員のホンネ調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2022年11月24日~同年11月24日
- 有効回答:就職氷河期世代(30代後半~45歳)の男性会社員110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
調査結果
8割以上が「仕事・キャリアに関するモヤモヤ」を実感
「Q1.あなたは、仕事・キャリアに関して、どう乗り越えていけば良いかわからない、という漠然としたモヤモヤを感じていますか」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が20.1%、「ややそう思う」が62.7%という回答となった。
「モヤモヤ」の具体的な内容、「仕事が楽しめない」が51.6%で最多
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q2.仕事・キャリアに関してどのようなモヤモヤを感じていますか。当てはまるものを全て教えてください(複数回答)」(n=91)と質問したところ、「仕事が楽しめない」が51.6%、「自分の将来に希望を持てない」が45.1%、「会社の中での立場が低い」が35.2%という回答となった。
ほかに、「会社の将来性」や「昇進した先に希望がない」などの理由も
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q3.Q2で回答した以外に、仕事・キャリアに関してモヤモヤを感じていれば、自由に教えてください(自由回答)」(n=87)と質問したところ、「会社の将来性」や「昇進した先に希望がない。むしろ昇進したくない」など43の回答を得た。
<以下自由回答・一部抜粋>
- 39歳:会社の将来性。
- 41歳:昇進した先に希望がない。むしろ昇進したくない。
- 44歳:いつまで働かないといけないのか。
- 42歳:やりたくない仕事ばかりしている。
- 41歳:ワークライフバランスが取りづらい。
- 41歳:きちんとした評価がされない。
- 44歳:自分の限界が見えてきた。
- 44歳:他者(上司・部下)との関わりあい方に課題を感じる。
「モヤモヤ」を感じる瞬間、約半数が「同僚と話しているとき」や「1人でいるとき」と回答
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q4.あなたが仕事・キャリアに関するモヤモヤを感じる瞬間はいつですか。当てはまるものを全て教えてください(複数回答)」(n=91)と質問したところ、「同僚と話しているとき」が46.2%、「1人でいるとき」が45.1%、「旧友と会ったとき」が33.0%という回答となった。
「弟の方が稼ぎがいい」や「休日の午後」など「モヤモヤ」を感じるとの声も
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q5.Q4で回答した以外に、仕事・キャリアに関するモヤモヤを感じる瞬間があれば、自由に教えてください(自由回答)」(n=88)と質問したところ、「弟の方が稼ぎがいい」や「休日の午後」など38の回答を得た。
<以下自由回答・一部抜粋>
- 38歳:弟の方が稼ぎがいい。
- 43歳:休日の午後。
- 45歳:常に感じているので、この瞬間というものはない。
- 44歳:仕事からの帰り道。
- 41歳:社内の情勢を聞いても将来性を感じないとき。
- 40歳:やりたくない仕事をしているとき。
「仕事・キャリアに関するモヤモヤ」に対し、46.2%が「適切な対処」ができておらず
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q6.あなたは、仕事・キャリアに関するモヤモヤに対して、適切に向き合い、乗り越えることができていますか」(n=91)と質問したところ、「あまりできていない」が36.3%、「全くできていない」が9.9%という回答となった。
「モヤモヤ」への対処ができている半数以上は、「職場の人に相談」や「情報収集」を実施
Q6で「非常にできている」「ややできている」と回答した人に、「Q7.仕事・キャリアに関するモヤモヤに対して、どのように乗り越えていますか。当てはまるものを全て教えてください(複数回答)」(n=48)と質問したところ、「職場の人に相談する」が52.1%、「情報収集する」が52.1%、「気分転換を行う」が39.6%という回答となった。
「モヤモヤ」への対処ができていない約6割が、「乗り越えるための方法」に興味
Q6で「あまりできていない」「全くできていない」と回答した人に、「Q8.仕事・キャリアに関するモヤモヤを乗り越えるための方法について興味はありますか」(n=42)と質問したところ、「非常にある」が14.4%、「ややある」が45.2%という回答となった。
興味理由として、「適切な対処法がわからないから」が68.0%で最多
Q8で「非常にある」「ややある」と回答した人に、「Q9.仕事・キャリアに関するモヤモヤを乗り越えるための方法に興味がある理由について、当てはまるものを全て教えてください(複数回答)」(n=25)と質問したところ、「適切な対処法が分からないから」が68.0%、「長年悩んでいることだから」が60.0%、「これから先ずっと使える知識になると思うから」が48.0%という回答となった。
就職氷河期世代の71.9%が、「行きたい会社が見つからない/やりたいことが見つからない」と悩んだ経験あり
「Q10.あなたは、行きたい会社が見つからない/やりたいことが見つからないと悩んだ経験がありますか」(n=110)と質問したところ、「何度もある」が24.6%、「ややある」が47.3%という回答となった。
出典元:株式会社ラフティ