リコーとドリームネッツは、企業が社内で良好な人間関係を構築し、従業員のエンゲージメント強化を支援するSNS型コミュニケーションツール「チーム手帳」を共同開発。ドリームネッツ社から3月19日に発売する。
チーム手帳は、2018年 月に発表したリコーとドリームネッツの業務提携に基づき共同開発したもの。従業員のエンゲージメントを強化するためのSNS型コミュニケーションツールとして、スタンプやテキストメッセージ、写真、動画、各種ファイルなどをチャット方式で送受信することが可能となり、業務連絡だけでなく日常会話を積極的に促すことで、チーム内の良好な人間関係の構築を支援する。
従業員のエンゲージメント強化の重要な要素のひとつに、職場の良好な人間関係がある。そのためには、業務のコミュニケーションだけでなく日常会話や挨拶、感謝、助け合い、称賛など、絆を深めるコミュニケーションが必要不可欠。
近年、在宅勤務、リモートワーク、直行・直帰などにより、顔を合わせたコミュニケーション機会が減少している中で、従業員がプライベートの無料SNSアカウントなどを活用しているケースが増えてきている。無料SNSアカウントの利用においては、自分のアカウント情報を仕事で使いたくないといったプライバシー問題、アカウントの乗っ取り問題、退職者などのアカウント管理問題など、セキュリティー面や運用面で課題がある。
新製品は、直感的に使いこなせるSNS 型コミュニケーションツールでありながら、ビジネス用途に厳選された豊富なスタンプを採用することで、プレミアムカードで感謝、賞賛、応援をチーム内で気軽にやり取りできるほか、心理学に基づいた話術スタンプを使うことでチームの信頼や達成感を身近にする。
また、経営者や管理者はコミュニケーション状況を数値化できるダッシュボードにより発行アカウントの管理、ツールの利用状況、プレミアムカードの受信状況、チームのコミュニケーション状況、スタンプの受信状況を確認することができ、離れていてもチームの状況変化を敏感に感じることが可能に。