学情は、2022年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施し、テレワークに関する調査結果を発表した。
入社してすぐに「テレワーク」を実施するのは「不安」が64.5%
入社後すぐにテレワークをするのは「不安がある」という回答は22.1%、「どちらかと言えば不安がある」と回答は42.4%と、計64.5%は、入社直後の「テレワーク」に不安を抱いていることがうかがえる結果に。「不安がある」「どちらかと言えば不安がある」と回答した学生に理由を尋ねると、「職場の雰囲気に慣れるためにも、最初は出社して直接コミュニケーションを取りたい」「先輩が仕事をする様子を見ながら仕事をしたほうが、早く戦力になれると思う」「上司や先輩に相談できる機会があるほうが、早く仕事を覚えることができると思う」などの声が寄せられた。
不安に感じること 最多は「先輩や上司など社内の人間関係」で82.3%
テレワークで「不安」に感じることは「先輩や上司など社内の人間関係」が82.3%と最多。次いで、「仕事の進め方の習得」は80.8%、「仕事で必要なスキルの習得」は70.5%と続いた。「直接コミュニケーションを取ったほうが、人間関係を築くことができると思う」「リアルなコミュニケーションのほうが、質問をしたり、アドバイスをもらったりしやすいと思う」「最初からテレワークをすると、間違った認識で作業を進めてしまったり、スキルが向上しなかったりと、成長が遅くなるのではないかと思う」などの声が寄せられた。
テレワークにあたって「仕事の進め方を学ぶ機会」「対面コミュニケーション機会」を望む声
入社先の企業で、テレワークをする際に「あると嬉しい制度」を尋ねると、最多は「仕事の進め方を学ぶ機会」で65%、次いで「対面でコミュニケーションを取る機会」が61.6%、「対面での研修」が61%、「定期的な出社日」が54.9%と続いた。
調査概要
- 調査対象:2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
- 調査期間:2021年2月9日~2021年2月15日
- 有効回答数:526名