イノベーションをもたらす「働く場」を実現するため、職場でのコミュニケーションの活性化からチームのエンゲージメントを⾼めるサービスを提供するディスカバリーズは、オムロンの営業ポータルに対して、迅速な要件定義と適切なコンセプト提案を行い、同社のグローバル基準に合致しつつ、営業部門が抱える課題解決に資するサイトの構築を実施。
オムロンでは「コミュニケーション&コラボレーションプロジェクト」として、世界に広がるグループ内の情報共有環境を推進しており、その一環としてOffice365を全社導入。この機に国内の営業本部では、データが散在しナレッジが十分に活用されていない状況を改善すために、新しいポータルの構築に取り組みんだ。
パートナーとして選定されたディスカバリーズは、生産性向上や業績向上だけでなく「人間味のあるつながりとエンゲージメントの向上」という営業本部の要望に対して、「ワクワク」「サクサク」をポータルのコンセプトとして提案。エンゲージメントを高めるという「ワクワク」に加えて、要望を織り込みすぎてサイトが長大になり過ぎることを避ける「サクサク」という制約も含めたもの。
またすでに策定されていたグループ全体の情報統制基準に準拠するよう、IT部門と営業本部との橋渡し役も担った。営業本部マーケティングセンタ長 立石郁雄氏は「全体の視点と営業本部の個の視点をうまく統合し、ビジョンと必要な情報とを全体で連鎖させ、有機的に結合した形でつなげるハブとしてのポータルサイトができました」と話している。