日立システムズは、国内外出張手配から旅費・経費精算までをひとつのシステムで管理できる総合経費管理システム「Traveler’sWAN(トラベラーズワン)」と三井住友カードが提供する法人カード 「三井住友コーポレートカード」との自動連携を本年12月より開始する。
日立システムズは、「Traveler’sWAN」を国内企業を中心に20年以上にわたり提供しており、 これまで約740社の導入実績を持つ。
三井住友カードは、企業の経費決済や出張等の企業活動をサポートする法人カード 「三井住友コーポレートカード」を企業向けに提供しており、仮払いの削減や現金出納事務、 煩雑な精算業務の合理化を支援。
今回、「Traveler’sWAN」と「三井住友コーポレートカード」を連携することで、法人カードを使用して精算した実績データが自動的に「Traveler’sWAN」に取り込まれる。これにより、申請者は精算の手間が省けるほか、 立替精算処理がなくなり、企業は従業員による不正な申請を防ぐことが可能になる。
さらに、日立システムズが提供するBPOサービスを組み合わせることで、伝票チェックなどの単純作業を アウトソースすることが可能。これにより、導入企業は経理業務を効率化し、貴重な人材をより重要度・ 優先度の高い業務へ配置することができる。
今後、三井住友カードと日立システムズは、今回の協業を機に、さらなる業務効率化を支援するサービスの 開発にも両社で取り組んでいく予定とのこと。