キャメルは、兵庫県姫路市が来年度に本格運用開始を目指す、「AIを活用した対話型問い合わせサービス構築とAI共同研究事業」を受託したと発表。採用された機能は、キャメルの「Edia(エディア)」を活用した対話型問い合わせサービス。
Ediaの特徴は、以下のとおり。
- AIによる自然言語解析
- ブラウザや外部接続によるアクセス
- 多言語対応(日本語、英語、中国語【簡体・繁体】、韓国語、ベトナム語)
- 外部リンクや写真、地図の埋め込み
- 3,000を超える学習済みのデータ
- ログの記録と管理
- LINEやFacebookなどのインターフェイスに組み込める
- AIの学習管理
- キーワード・同義語によるマッチング
- キャラクターの利用
従来は、学習データを用意するのに膨大な作業時間と費用が発生していた。しかし、今回の共同研究開発によって、蓄積された学習データを標準機能として提供するため、これから導入を検討している自治体はEdiaの利用料のみで導入をすることができるようになる。これにより、近年取り組みが求められている働き方改革で職員負担の軽減を図り、住民サービスの向上が実現できると期待しての採用となった。