アイデミーと湯まわり設備メーカーのノーリツは、オンラインDXラーニング「Aidemy Business」の活用を通じたDX人材育成を共同で推進してきたが、2025年4月より育成対象を営業本部へと拡大し、DX・ITリテラシーのさらなる向上を目指すことを発表した。

背景

アイデミーが提供するAidemy Businessは、リテラシー醸成から実際の業務遂行に求められるレベルの内容まで250以上の学習コースを持ち、企業のフェーズや部門ごとのニーズに合わせたカリキュラム設計が可能である点を特徴としている。
ノーリツは、中期経営計画「Vプラン26」の中で、DX等による製造資本開発を重点課題にあげている。2021年7月のDX戦略推進プロジェクトの立ち上げ以降、少子高齢化にともなう市場縮小や、デジタル化による購買行動などの環境変化に応じて、ものづくりとビジネスモデルを変革させていくことを目指し、人材定義やスキルマップ作成をはじめ、DX人材の育成に注力している。
2024年4月より、ノーリツは生産本部を中心にものづくり側から、アイデミーが提供するAidemy Businessの導入を開始していたが、2025年4月からは生産本部に加えて、営業本部まで育成対象を拡大した。Aidemy Businessを活用したDX人材育成は、DX・ITリテラシー向上を目指す「ステップ1」、実行に向けたスキルの獲得を目指す「ステップ2」の2段階で実施。両社は、Aidemy Businessの学習コースの中から、各フェーズや部門に合わせたカリキュラムを連携して作成し、DX専門人材の選抜・育成に向け取り組みを進めていく。
Aidemy Businessの概要
AI/DXのデジタル技術内製化に向けて必要なデジタル人材育成支援を行う法人向けのオンラインDXラーニング。250以上のコンテンツ、企画職向け、管理職向け、技術職向けなどのポジション別カリキュラム、専任カスタマーサクセスのサポートにより、企業の組織づくりを支援する。