医療機関や企業の健康経営支援を行うメディフォンが提供するクラウド健康管理システム「mediment(メディメント)」では、精神科医・産業医の土井善貴医師による監修のもと、独自設計されたヘルスパルスサーベイ機能のサービスページを公開した。

リリースの背景

近年、日本では人口減少や労働力不足が深刻化しており、2030年までに約230万人の減少が予測(※1)されている。また、メンタルヘルスの不調による休職・退職者は7.4人にひとりの割合で発生(※2)しており、従業員の健康管理と組織の改善が急務となっている。
メディフォンは、これらの課題解決に寄与するため、ヘルスパルスサーベイのリリースに至った。
※1 令和6年労働政策基本部会、「一人当たりゼロ成長・労働参加現状シナリオ」において、2012年から2030年では6270万人から5449万人と約821万人の減少(約13%減)の推計を5年単位に換算した際の推測値
※2 令和5年労働安全衛生調査(実態調査)、メンタルヘルス対策に関する事項の労働者状況
機能
ヘルスパルスサーベイの主な機能は次のとおり。
- 健康診断とストレスチェックのデータを組み合わせたクロス分析
- エビデンスに基づくサーベイ機能
- 医師専門家の監修(精神科医・産業医の土井善貴医師による監修)
- 保健師によるフォローアップ
- 医師が監修、産業医療職チームが製作したオンライン学習コンテンツ
- マネジメント層へのラインケア研修
これらの機能を通じて、ヘルスパルスサーベイは従業員個人の「ヘルスエンゲージメント」を高め、休職者の減少と企業の生産性向上を支援する。また、企業が抱える休職や人材定着に関する課題を可視化し、適切な対策ができるようサポートする。