NTTコミュニケーションズは、グローバルでのビジネスコミュニケーションがますます増加するなか、業務で外国語を使用する10代から50代のビジネスパーソン500人を対象に実態調査を実施。その結果、有料翻訳ツール利用者の6割以上が「セキュリティ」を重視していることが判明した。
同実態調査の主な結果
コロナ禍での勤務形態について、週に1日以上リモートワークを行う割合は約6割であり、「資料や契約書などを翻訳する際、自身で翻訳する頻度が増えた」と答えた人は、リモートワークをしている人のほうが、していない人と比較して約4倍も多い結果となった。
これは、外国語を利用したやり取りが必要な際に、対面でのコミュニケーションに代わり文字によるやり取りが増えたこと、リモートワークの拡大により英語が得意な人に気軽に相談しにくくなったことなどから、翻訳ツールなどを活用し自身で翻訳する機会が増加した結果と考えられる
なお、回答者の8割超が自身の翻訳スキルに不安を抱えており、翻訳ツールへの期待が高いことがうかがえる。
セキュリティへの期待
また、有料の翻訳ツールに対して6割以上が、「セキュリティ面」への不満・不安を感じており、有料翻訳ツールに対するセキュリティへの期待が高いことも判明した。
調査概要
- 調査手法:インターネットによるアンケート調査
- 調査エリア:全国(国内)
- 調査対象:10代~50代のビジネスパーソン
- サンプル数:500サンプル
- 調査条件:業務で外国語を使用する人(2~3ヵ月に1回以上)