法人営業も買い手の変化に合わせ変化していく時代へ
――変化の激しい1年でしたが、今後、顧客の営業組織にどのような価値を提供していくのか展望を教えてください。
法人営業を展開する企業の営業現場は、今後さらに「デジタル化」を進める必要があると考えています。それは、コスト削減や効率化を進めるためといった売る側の理由ではありません。エンドユーザーである買い手側が「デジタル」を活用した購買行動を一層望むようになってきているためです。いま買い手側はウェブやチャット、オンラインミーティングなど、さまざまなデジタル環境・ツールを駆使して情報収集や購買行動を行うことに慣れ、それが快適であるとさえ感じ始めています。法人営業の現場はそれら買い手の購買行動の変化に対応するために、顧客接点や顧客情報の一元活用などにおいて、デジタル武装を進めることが求められていると思います。
弊社は創業以来、「法人営業改革を支援する」というビジョンのもと、お客様の営業組織が目指す変革を常に支援してきました。今後は「デジタル化/ DX 化」を支援するための仕組みやサービスを提供していきます。そのショーケースとして、弊社の営業組織が常に最先端のデジタルツールを活用した取り組みを実践し、弊社からの営業活動を通じてその効果をお客様に体感いただけるよう進化を続けたいと考えています。
――さいごに、営業マネージャーへのメッセージをお願いします。
私は営業を楽しい仕事だと思っています。それは、たくさんのお客様と出会い、お客様とのコミュニケーションを通じてお役に立てるご提案を行い、成果を得て会社を動かすことができるからです。まさに営業ならではの醍醐味だと思います。
しかし、これまで法人営業の仕事に魅力を感じる若者は少なかったのではないでしょうか。それは、旧来の法人営業は属人的で、ひとりの営業担当にさまざまな仕事を「手作業」で担わせるなど、いわゆる「イケてない仕事」だったからではないかと思います。仕組みとデジタルツールで支援することによって、法人営業をもっと「イケてる」仕事にする。インサイドセールスとフィールドセールスとを組み合わせることによって、それを実現できると私は考えます。そのような法人営業組織をつくることで、多くの若者が法人営業の仕事に魅力と将来性を感じ活躍できるよう、営業マネージャーの皆様の課題に1つひとつ一緒に取り組み、ご支援をさせていただきます。
――御社の営業組織が、ショーケースとしてより進化しながら日本企業のインサイドセールス支援をさらに加速されていくことが非常に楽しみです。本日はありがとうございました!