SALESCOREは、商談を解析し、顧客の課題構造と勝ちパターンを可視化するAIプラットフォーム「SALESCORE Value Intelligence(以下、VI)」のコア技術「Value Map」について、特許を取得したことを発表した。この技術により、商談録画をAIが自動解析し、これまでブラックボックス化していた商談の課題合意プロセスを、データとして可視化することが可能になる。

特許の概要
次の3要件をすべて満たす技術構成が特許の対象となる。
- ニーズトピック・訴求トピック・およびそれらのリレーションを含むマスタ(テンプレート)を保有すること
- LLMによって商談スクリプトの文脈・意味を解析し、マスタのトピックごとに一致/不一致を判定すること
- 顧客の反応に関する達成条件を含むニーズトピックについては、顧客の反応を根拠として判定すること
この3要件を同時に満たす技術構成について、VIのコア技術としての独自性が認められた。
背景と課題
営業組織の商談品質管理は、これまでマネージャーの主観的評価や動画の個別確認といった属人的な手法に依存してきた。評価基準が統一されず、フィードバックの質にばらつきが生じることで、組織全体の営業力底上げが困難な状況が続いていた。
SALESCOREは導入企業自身の受注商談50本以上の分析から、売れる理由のロジックを構造化したマスタ「Value Map」を開発。AIが商談録画を解析し、「Value Map」へ自動マッピングすることで、マネージャーが動画を視聴せずファクトに基づくフィードバックを行える仕組みを構築した。
今後は「Value Map」をコア基盤として、商談前の仮説立案から商談後のフィードバック・育成支援まで、営業プロセス全体をカバーするAIエージェントプラットフォームへの継続的な機能拡充を進めていく方針。
