pickuponは、全国商工事業協同組合連合会(以下、全商連)へ、会話サマリーAI電話「pickupon(ピクポン)」が導入された事例記事を公開した。
全商連について
全商連は、小規模事業者で組織された事業協同組合が加入する連合会。平成21年10月に設立され、現在は全国33事業協同組合が加盟している。
各事業協同組合では、ETCカード事業、燃料カード事業、国際人材(外国人技能実習生の受入)事業のほか、小規模事業者の事業運営に必要な共同購買、共同サービスを展開している。小規模事業者単体、事業協同組合単体では実現しにくい事業、サービスを実現し、会員組合の事業活動をサポートすることで、所属員である中小企業の発展を支える役割を果たしている。
「pickupon」導入背景について
全商連では、「顧客情報やアクションが十分に入力されない」「インサイドセールスから渡されるリードが扱いにくい」といった課題を抱えていた。
そこで、インサイドセールスがヒアリングした内容を容易にフィールドセールスに伝えられるようにするため、「pickupon」を導入した。全商連で活用していたMazricaへ、顧客との電話の録音データや文字起こしを自動連携できることが導入の決め手となった。
導入後の効果
「pickupon」はMazricaの「取引先」「案件」「コンタクト」など主要オブジェクトへのアクションを自動登録することが可能。これにより、インサイドセールスチームのMazricaへの入力作業時間を削減することができた。
また、ホワイトリスト(担当者とまだつながっていない顧客リスト)へ架電するケースでも、Mazricaに取引先情報があればアクション登録できるため、SFAへの情報の一元化を実現した。
さらに、受電時に電話相手を特定できるようになったことで、電話対応における心理的負担が軽減された。