Beatrustは、会社員1,000人を対象に「日本企業のイノベーションを支えると思うスキル」に関する意識調査を実施。そのランキングデータを公開した。

イノベーションの出発点は「話す力」
「アイデア力」「技術力」といった個人の専門性を活かす前提として、人とつながる力(コミュニケーション力)がもっとも重視されていることが明らかになった。「誰と、どう話すか」がイノベーションの起点であるという、働く人々のリアルな実感がうかがえる結果となった。
「変化に対応する力」「課題を乗り越える力」が続く
2位は「適応力」、3位は「問題解決力」と続いた。変化の激しい社会において、現状を柔軟に捉え、スピーディーに対応できるスキルが組織の持続的成長に必要だと、多くのビジネスパーソンが感じていることがうかがえる結果となった。
テクノロジーの前に、対話と共感
AIやDXなどの「技術スキル」は5位となった。テクノロジーの活用そのものよりも、「それをどう使うか」「どんな目的のために人とどう連携するか」が、より本質的なテーマとなっていることがうかがえる結果となった。
【調査概要】
調査対象:全国の会社員1,000人(22~59歳)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年2月6日