近畿大学は、Slack Japanが提供するビジネスコラボレーションハブ「Slack」を法人内のすべての教職員に導入すると発表。Slackの導入により、業務効率化と仕事の見える化に対応するとともに、組織横断プロジェクトなどでの活用により生産性の向上を見込んでいる。これまでは職員を中心に導入・利用していたが、教員にも導入することで、さらなる業務効率化を目指す。
導入のポイント
- 業務効率化・仕事の見える化、働き方改革をSlackを導入することで実現
- 遠隔地のキャンパス・拠点間のコミュニケーションがスムーズに
- 卒業式や入学式、近大サミットなどの大きなイベントの準備・運営で活用
近畿大学では業務効率化と仕事の見える化、さらには働き方改革を実践するために、2017年より総務部門と情報システム部門主導のもと、職員を対象にSlackの導入を段階的に進め、2019年4月にはすべてのキャンパス・拠点の職員に展開した。
2018年度は近畿大学法人内の約600人の職員が、通常業務や各種プロジェクトにおいてSlackを利用し、迅速な情報連携を行い、業務効率化を実現。また2018年度は月間約60,000件のメッセージがやりとりされ、利用者は増加傾向にある。
このたび、さらなる効率化を図るため、教員へのSlackの導入を行い、組織横断的に利活用していく。まずは建築学部(33人)、薬学部・薬学総合研究所(62人)への導入を皮切りに、順次教員へ展開していくという。