マイクロソフトは、営業担当者向けのアプリケーション「Microsoft Viva Sales」を発表した。あらゆるCRMと連携してデータ入力を自動化、Microsoft 365やMicrosoft Teams内でAIを活用したインテリジェンスを営業担当に提供する。
Viva Salesにより、営業担当は、Microsoft 365とTeamsからインサイトを取得し、手動でのデータ入力を排除しながら、仕事の流れを中断することなく、パーソナライズされたレコメンデーションやリマインダーをAIによって受け取ることが可能。すでに使用しているツール内の適切なコンテキストでインサイトを表示することにより、営業担当の体験を合理化し、時間を節約すると共に、組織に総合的な顧客視点を提供する。
マイクロソフト チーフコマーシャルオフィサー兼エグゼクティブバイスプレジデント ジャドソン アルソフ(Judson Althoff)氏のコメント
未来の営業にとって重要なのは新しいシステムを構築することではありません。営業担当が必要とする情報を、適切なタイミングで、適切なコンテキストで、使い慣れたツール内で提供することで、営業担当の体験を合理化することこそが重要です。マイクロソフトは、営業担当が顧客とより多くの時間を過ごせることを目指してきました。そのために、Viva Salesによって営業担当の体験を再構築しました。
The 56 Group創業者 代表取締役 ポール グリーンバーグ(Paul Greenberg)氏のコメント
営業担当は、顧客とつながり、商談を成約するためにデジタルコラボレーションツールや生産性向上ツールを利用していますが、これらのツールで発見された多くのインサイトはCRMに反映されていません。マイクロソフトは、CRMを補完するソリューションを提供することでこの課題に挑んでいます。Viva Salesは、忙しい業務を自動化し、顧客に関する重要な情報を取得し、営業担当の仕事の達成を支援します。