moja は、提供する営業組織図オートメーションツール「ulu」が、エンジニアと企業をマッチングするサービスやエンジニアリング組織のパフォーマンスを最大化するサービスなどを運営するファインディに導入されたことを発表した。
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導入の背景
ファインディは、SMB(小規模事業者)とエンタープライズ(大企業)を同じ営業組織で対応していたが、内部的な体制変更を実施し、それぞれのマーケットに特化したアプローチをスタートすることを決めた。それに伴い、既存SFAを活用しているものの、リードの整理・描画やアプローチ精度の向上が求められていた。
営業の課題
エンタープライズ営業の深耕不足
- バイヤー相関図を描くためのデータが不足しており、工数も足りていない
- コロナ以降のオンライン商談では、窓口担当者の情報はあるが、同席者や上席者の情報が不足している
営業基盤の整備不足・新規エンタープライズ開拓への課題
- 将来的には、取引実績が増えた際にチャンピオンを中心とした波及戦略が必要になるが、そのためのデータ整理基盤が未整備
- 現状、プル型(受け身)の営業が中心であるため、プッシュ型(能動的)営業の実施が求められている。さらに、アカウントプランを加味した営業計画が求められている
CRMデータの補完作業の負担
- リードデータの相関図形式への反映が描画ツールでの手作業で行われており、効率化が必要