3日坊主の次に待ち構えている大敵は“マンネリ化”
あなたが運動不足を感じ「明日からYouTubeを見て、軽い運動を1日20分間するぞ」と決めたとする。ジョギングは天気に左右されるが室内なら問題ない。20分間だったらちょっとした隙間時間にもできる。ここまでハードルを下げていけば習慣化しやすい。
そしてまずは第一関門である3日坊主をクリアした。それから1週間、2週間と続けば自信につながるし、もちろん結果もついてくる。
そんなある日のこと。ふと「ちょっと飽きてきたなぁ」という気持ちが芽生える。いわゆるマンネリ化といわれるものだ。マンネリ化はあなたの成功を邪魔するクセモノである。
このときは「もう2週間も続いているし、1日くらいやらなくても大丈夫だろう」といった感じがする。そしてたいした理由もないのに「今日はパスしよう」とやめてしまう。
この1日の油断が、後々に悪い影響をおよぼす。
これをきっかけにして「明日は仕事がハードだから」だとか「ちょっと風邪気味だからな」といった言い訳を考えるようになる。休みが多くなり、ついにはせっかくの習慣が消えてなくなってしまうのだ。
意外に怖いマンネリ化。これをうまく処理できるかどうかが、成功するか、そうでないかの分かれ道になる。
知人のトレーナーの方から、「トップアスリートは、日常のトレーニングから非日常を見つける能力に長けている」という話を聞いたことがある。
トップアスリートというと普通の人ができないような異次元なトレーニングをしているイメージを持つかもしれない。実際はそうではなく、“毎日地味なトレーニング”を繰り返しているという。
ただその際、ちょっとした工夫をしている。繰り返す地味なトレーニングの中に“新しい何か”を探すワザに長けているて、毎日進化しているのだ。