セラクCCCは、埼玉りそな銀行へのSalesforceの定着・活用支援を通じて、Salesforceの運用を見直す取り組みを実施。インタビュー記事を公開した。
埼玉りそな銀行では、Salesforceを導入したものの情報を登録するだけの「備忘録」に留まり、蓄積された定性的なデータの能動的な活用には至っておらず、自社でSalesforceの知見を習得し、環境の改善に取り組むことに限界を感じていた。
同社の理想を形にするには、データの能動的な利活用を促すための可視化や、機動的な機能拡充を任せられるプロフェッショナルの存在が必要と考え、セラクCCCのSalesforce定着・活用支援サービスを導入。システムの実装だけを考えるのではなく、「そのシステムを営業担当者がどのような思考で、どのように使うのか」といったシステム活用による成果創出の目線やユーザーの目線でも考え、提案する点を評価した。
その結果、約半年でレポート218件、ダッシュボード26件、フロー24件を作成。顕在化していないニーズにまで先回りし、営業が実際に使うことを前提とするさまざまなレポートやダッシュボードを作成した結果、定量的な効果の検証と可視化を行うための土台が整った。今後は構築した土台のうえにストックされていく情報から「どれだけ商談がつくられて」「どれだけの金額を受注したか」を可視化し、本部からのサジェストの効果などを定量的に計測・効果検証していく予定。