「リサピー」を運営するIDEATECHは、BtoB企業に勤めていて、上半期にインサイドセールス部門内で設定された目標を100%以上達成した担当者108名を対象に、インサイドセールス成功企業の実態調査を実施した。
インサイドセールスを実施するリードは「オウンドメディア経由のリード」や「広告経由のリード」が半数を超える結果に
「Q1.どこで得たリードにインサイドセールスを実施していますか。(n=108/複数選択)」と質問したところ、「オウンドメディア経由のリード」が56.5%、「広告経由のリード」が53.7%、「セミナー/ウェビナー経由のリード」が45.4%という回答となった。
最も商談獲得につながったのは、「オウンドメディア経由のリード」
Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q2.どこで得たリードへのインサイドセールスが、最も商談獲得につながっていると思いますか。(n=101)」と質問したところ、「オウンドメディア経由のリード」が30.7%、「展示会経由のリード」が16.8%、「セミナー/ウェビナー経由のリード」が14.9%という回答となった。
7割以上がインサイドセールス時に「メール」を活用していると回答
「Q3.インサイドセールスを実施している手段を教えてください。(n=108/複数選択)」と質問したところ、「メール」が72.2%、「Web会議」が57.4%、「電話」が49.1%という回答となった。
半数以上が、リードがアクションを起こしてから「30分以内で」電話をかけていると回答
Q3で「電話」と回答した人に、「Q4.リードがアクションを起こしてから、どれくらいで電話をかけていますか。(n=53)」と質問したところ、「30分以上60分未満」が26.4%、「5分以上30分未満」が24.5%、「当日中」が13.2%という回答となった。
「効果的なターゲティング」や「迅速なフォローアップ」がインサイドセールス部門の目標達成要因に
「Q5.上半期のインサイドセールス部門の目標を達成した要因は何だと思いますか。(n=108/複数回答)」と質問したところ、「効果的なターゲティング」が66.7%、「迅速なフォローアップ」が65.7%、「質の高いコンテンツ提供」が51.9%という回答となった。
「顧客の絞り込みを強化した」や「ダイアログシナリオの整備」などのポイントも
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q6.Q5で回答した以外に、上半期のインサイドセールス部門の目標を達成した要因があれば、自由に教えてください。(n=104/自由回答)」と質問したところ、「顧客の絞り込みを強化した」や「ダイアログシナリオの整備」など50個の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
61歳:顧客の絞り込みを強化した
62歳:ダイアログシナリオの整備
53歳:要望を聞きながら合わせるようにPRした
44歳:客層を絞る
36歳:質の高いリードが獲得できたから
49歳:SNSを上手く使えた事
6割以上がインサイドセールス実施時に「顧客データの分析」を重視していると回答
「Q7.インサイドセールスを実施する中で、最も重視していることを教えてください。(n=108/複数回答)」と質問したところ、「顧客データの分析」が60.2%、「コミュニケーションの練習」が51.9%、「見込み顧客のリスト作成と精査」が50%という回答となった。
4割以上がインサイドセールスにおいて「顧客データの管理・分析に手間がかかる」や「見込み顧客のリストが精度不足」に課題感
「Q8.インサイドセールスにおいて感じている課題を教えてください。(n=108/複数回答)」と質問したところ、「顧客データの管理・分析に手間がかかる」が45.4%、「見込み顧客のリストが精度不足」が40.7%、「フォローアップが遅れることが多い」が37%という回答となった。
約9割がインサイドセールスとフールドセールスとの連携が「うまくいっている」と回答
「Q9.お勤め先では、インサイドセールスチームとフィールドセールスチームの連携はどの程度うまくいっていると感じますか。(n=108)」と質問したところ、「かなりうまくいっている」が19.4%、「ややうまくいっている」が66.7%という回答となった。
【調査概要】
調査名称:インサイドセールス成功企業の実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年8月29〜30日
有効回答:BtoB企業に勤めていて、上半期にインサイドセールス部門内で設定された目標を100%以上達成した担当者108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない