株式会社センディは2019年5月8日より、楽天ベンチャーズが累積1,000万ドルを投資したファイル転送サービス「Sendy」のβ版提供をスタート。β版利用者からの意見による改良を実施し、6月に正式リリースする予定。
「Sendy」は、全世界3,000万ユーザーが利用しているファイル転送サービス「Send Anywhere」を、日本のビジネスパーソン向けにさらに機能強化したもので、特徴は下記。
- ファイルの種類や大きさや数に関わらずEmailやChatwork、Slackなどのメッセンジャーと連携し直接ファイルを転送することが可能
- 複数のファイルやフォルダも1つのリンクで転送することが可能
- 送受信したファイルやフォルダは専用のSendyクラウドに保管し管理することができ、クラウドから再転送や追加転送などが可能
センディのCEOであるRyan Son氏は、Google、Tapjoy、VungleなどのグローバルIT企業で経験を積んだマーケティングスペシャリスト。日本での「Sendy」のリリースについて以下のようにコメントしている。
「Sendyは、今まで日本の皆様も経験した非効率的なファイル転送によるロスを減らし、ファイルが増える度に増加するストレスを消し去り、ビシネスパーソンがより簡単に時間と業務の管理をできるようにするサービスです。数年以内に日本の皆様にとって欠かすことができないファイル転送サービスに成長するでしょう」
「Sendy」のプロジェクトはRyan Son氏およびグリーでビジネス戦略を担当していた三好平太氏、日本オンラインゲーム協会の共同代表理事である植田修平氏が意気投合するところから始まった。投資により「Sendy」プロジェクトを支える楽天ベンチャーズ社は、下記のようにコメント。
「Sendyは確かな技術力を基にした完成度の高いサービスで、いかなる業務環境下でも抵抗感なく使えるのが魅力です。モバイルやPCをつかって、いつでもどこでもファイル転送をしあうビジネスパーソンにとって魅力的なサービスだと言い切れます」