ユームテクノロジージャパンは、22卒の営業職84名を対象に「Z世代新入社員の営業に関する意識調査」を実施。その結果を発表した。
- 調査概要:Z世代新入社員の営業に関する意識調査
- 有効回答:22卒の営業職
- 調査期間 :2022年6月15日~6月22日
- 調査方法 :インターネット調査
- 有効回答数 :84回答
- 実施機関 :IDEATECH
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
調査結果
営業職に配属された経緯をたずねた。「営業職を志望した」が67.9%、「研修期間として一時的に配属された」が9.5%という結果になった。
Q1で「営業職を志望した」と回答した層へ、営業職を志望した理由・期待することをたずねた。「コミュニケーション能力を鍛えられる」(50.9%)がもっとも多く、「自分の成果が評価される」「いろいろな人と出会える」(同率43.9%)と続いた。
そのほか、営業職を志望した理由・期待すること
(Q2で「分からない/答えられない」以外を回答した層が対象)
- 転職のしやすさが変わる(23歳)
- 性格的に向いていると思った(22歳)
- 自分の性格と向いていそう(22歳)
- 成長できるから(23歳)
- 出世しやすい(22歳)
- 成績で表彰されるため(24歳)
- 自分の裁量のもとで働ける(24歳)
入社から約2ヵ月間営業職として働く中で、不安があったかたずねた。「かなりあった」が45.2%、「ややあった」が32.1%という結果になった。
Q4で「不安がかなりあった/ややあった」と回答した層へ、営業職として働く中でどのような不安があったかたずねた。「緊張してしまう」(55.4%)がもっとも多く、「商談の進め方が分からない」(49.2%)、「うまく商品説明できない」(43.1%)と続いた。
そのほか、営業職として働く中で感じた不安
(Q5で「分からない/答えられない」以外を回答した層が対象)
- コロナ禍で、アポが取りにくい(23歳)
- お客様の反応が薄い(22歳)
- 担当店舗が多い(22歳)
- 製品知識がない(22歳)
- 知識の習得(23歳)
- 知らないこと、分からないことが多すぎる(22歳)
- 人見知りだから自分にできるかがとても不安(22歳)
営業に関してどのような方法で学習しているかたずねた。「新人研修」(60.7%)がもっとも多く、「ロープレ」「営業同行」(同率42.9%)と続いた。
入社から約2ヵ月間、営業職として働いてみた所感
- まだ断られることが多いので心が折れることが多い(22歳)
- 分からないことが多いけど、少しずつ力をつけているような感覚があります(24歳)
- しっかりとお客さんと話せるのか不安なところがある(23歳)
- 対人の仕事であるので答えがないから難しいと思った(22歳)
- 同じ会社で同じ商品を売っていても人によって営業のかけ方がまったく異なりとても面白い(23歳)
- やっていけるか不安(22歳)
- いろいろな人と接してみて、メンタルが鍛えられた(23歳)
- 研修で詰め込んだ知識が接客の中で生きるとやりがいを感じる。丁寧に育てていただいているため、高いモチベーションを維持できている(22歳)
今後、営業職として働いていくうえでの意気込み
- 自分のペースで気負いすぎず頑張りたい(22歳)
- 1位になれるように頑張りたい(22歳)
- 会社で表彰されるように気合いを入れて頑張りたい(24歳)
- 経験として役立てたい(22歳)
- お客様にとってもっとも身近な相談相手になりたい(22歳)
- 学んでいる知識をアウトプットしていく能力や、コミュニケーションスキルを育てていきたい(22歳)
- 自分なりのやり方を見つけていきたい(22歳)