MS-Japanは、同社が運営するビジネスメディアManegy(マネジー)において、管理部門従事者を対象に「勤務先のテレワークとDX」に関する調査を実施。その結果を発表した。
調査概要
- 調査期間:2022年4月21日~2022年5月9日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:ウェブアンケート
- 調査対象:Manegy会員
- 有効回答:488人
調査結果
会社(管理部門)のテレワーク状況をたずねた。「テレワークと出社、両方ある」(54%)という回答がもっとも多く、次いで「全く実施していない(完全オフィス出社)」(40%)、「完全テレワーク」(6%)と続いた。
テレワークを実施していない理由は、「環境的に不可(テレワーク導入には各種システムや設備などの整備が必要)」(52%)、「設備など環境的には可能だが会社の制度として許可されていない」(17%)、「わからない」(31%)。
希望の勤務形態では「テレワークと出社、混合がいい」(47.1%)が半数近くを占め、次いで「テレワークが良い」(21.1%)、「出社が良い」(19.5%)、「どちらでも良い」(12.3%)と続いた。
管理部門のデジタル化に課題を感じているかたずねたところ、「課題を感じているが対策が進んでいない」(48%)がもっとも多く、次いで「課題を感じていて対策が進んでいる」(28%)、「課題を感じていない」(24%)と続いた。全体の76%が課題を感じていることが明らかになった。
対策が進んでいない理由は「対策の仕方がわからない」(40.5%)がもっとも多く、次いで「予算がない」(39.7%)、「経営者や上司の理解が得られない」(39.2%)、「社内推進・提案の仕方がわからない」(22.8%)、「他部署の理解が得られない」(16.9%)と続いた。
会社で導入しているシステムをたずねたところ、「勤怠管理」(48.5%)がもっとも多く、次いで「給与計算・明細書発行」(42.3%)、「経費精算」(42.1%)と続いた。一方、全体の21.5%が「導入しているシステムはない」と回答した。