ラクス・ビズリーチ・弁護士ドットコムは、ペーパーレス化を通じて企業の生産性向上と柔軟な働き方の実現を目指すプロジェクト「紙に縛られない働き方プロジェクト」を始動した。3社は、AP品川にてプロジェクト始動にともなう記者発表会を開催し、紙書類のタスク処理に要する時間が「月10時間以上」のビジネスパーソンの割合を現状の32%から20%以下への改善を目指すことを宣言した。
ビジネスパーソン1,000人を対象に実施した調査によると、所属する部署が担う業務のデジタル化について、69.1%が「進んでいないと思う」と回答。紙書類に関するタスクの処理に費やされる時間を尋ねると、32.2%が「1ヵ月あたり10時間以上」「年間120時間以上」であるという結果に。また、テレワークを実施するビジネスパーソンを対象に「紙書類を理由に出社や外出を余儀なくされた経験」の有無を尋ねると、84.5%が「ある」と回答した。
こうした背景を受けて、紙の書類によって生じる働き方の課題を解決すべく、ラクスが発起人となってビズリーチ・弁護士ドットコムの3社が「紙に縛られない働き方プロジェクト」を立ち上げた。共通の志を持つ複数社がともに取り組むことにより、あらゆる企業・業務のペーパーレス化を促進し、ビジネスパーソンの「紙に縛られない働き方」の実現を目指す。