学情は、20代の仕事観や転職意識をひも解くために、アンケートを実施。今回は、「評価」に関して調査を行った。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
20代の約半数が、「仕事で評価されている」と実感できていないと回答
「仕事で評価されていると実感できているか」という質問に対し、「実感していない」「どちらかと言えば実感していない」と回答した20代が48.2%。約半数が、仕事で評価されていると実感していないことがわかる。
仕事で評価されていると感じるときは「上司から褒められたとき」が53.1%で最多
仕事で評価されていると感じるときは、「上司から褒められたとき」が53.1%で最多。次いで、「昇給したとき」31.0%、「責任ある仕事を任されたとき」28.1%、「仕事のフィードバックを受けたとき」25.1%と続く。上司とコミュニケーションをとった際や、給与や業務内容に、仕事への評価が反映された際に、評価されていると感じていることがわかる。
テレワークで「どう評価されているか分からない」など、評価に不安を感じている20代が40.9%
テレワークで「どう評価されているか分からない」と回答した20代が40.9%に。昨年同時期調査(49.0%)と比較すると8.1ポイント減少しているものの、テレワーク時の評価に不安を感じている20代が多いことがうかがえる。「どう評価されているかわからない」と回答した20代からは、「テレワークでは明確な評価制度が必要だと思う」といった声が挙がっている。テレワークでは、顔を合わせて直接コミュニケーションをとることができないため、業務内容や評価基準を明確にする必要があるという課題が浮き彫りとなった。
テレワークで業務を進める際に不安な点は「オンオフの切り替えが難しい」が50.7%で最多
テレワークで業務を進める際に不安な点は、「オンオフの切り替えが難しい」が50.7%最多。次いで、「同僚とのコミュニケーションが減る」47.9%、「運動不足になる」43.7%が続いた。
調査概要
- 調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
- 調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
- 調査期間:2021年7月30日~2021年9月1日
- 有効回答数:303名