セールスフォース・ジャパン（以下、Salesforce）は、LGBTQ+コミュニティの尊厳・平等・権利を称え、支援するPride Monthにあわせて、LGBTQ+およびそのアライ（支援者・盟友）コミュニティのために、企業が自社の取り組みや人材戦略に取り入れることをサポートする「LGBTQ+戦略ガイドブック」を公開した。
AIの進化がビジネスの在り方を大きく変える中、LGBTQ+に配慮した取り組みを実施している企業は日本全国の企業のうち全体の24.2％、中小企業に限ると18％にとどまっている（※）。
Salesforceは、テクノロジーの進化が誰かを置き去りにすることのないよう、平等なアクセスとスキル習得の機会をすべての人に提供することを目指している。また、イノベーションやビジネスの成長には、すべての人々がAIのスキルアップをする平等な機会や経験に恵まれることが不可欠であると考えており、誰もが安心してありのままの自分で活躍できる環境づくりに取り組んでいる。
2024年にSalesforceが実施した「Salesforce Japan LGBTQ+サーベイ」では、「SalesforceはLGBTQ+の当事者にとって働きやすい会社だと思いますか？」という質問に対し、約80％の回答者が「はい」と回答。多くの従業員が、性自認や性的指向にかかわらず、Salesforceが働きやすい会社であると感じていることがわかった。
本ガイドブックでは、LGBTQ+およびそのアライの人々に対する経験や機会の平等を実現するために、企業が取り組む際の指針やヒントをまとめた。多様性と平等の推進に向けた施策を検討する企業に向けて、Salesforceのビジョンや戦略、Salesforceがグローバルで培ってきた「イクオリティ（平等）」実現のための取り組みと、次の6つの視点から体系的に整理されたLGBTQ+戦略を紹介している。
※出典：2023年6月 Indeed Japan「企業のLGBTQ+当事者の従業員への取り組みに関する調査」
LGBTQ+戦略ガイドブック：6つの問い
WHY — なぜ日本の企業にとって、LGBTQ+戦略が必要なのか？
HOW — どのように自社のLGBTQ+戦略を立案するのか？(5-L フレームワーク)
WHICH — Salesforceはどのような戦略を実践しているのか？
WHO — 誰が戦略をリードしているのか？
WHAT — AI時代における「Agentforce」とは何か？
WHEN — いつ戦略策定を始めるべきか？
セールスフォース・ジャパン Office of Equality & Engagement日本・韓国・台湾地域統括ディレクター 蓮見勇太氏のコメント
AIが社会のインフラとなる今こそ、いろいろな人々の声や経験が反映され、誰もがその未来を一緒に創る担い手になれるようにすることが不可欠です。Agentforceをご利用いただいている皆様をはじめ、すべてのパートナーと共に、一人ひとりにとって尊厳ある、平等な社会の実現を目指します。
