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企業の競争力を高める「営業DX」とは? 日本の営業組織の未来を探る powered by SalesZine

2024年4月18日(木)14:00~15:30

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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SmartViscaの5つの特徴 年間約4,200時間の工数削減事例も

――SmartViscaの機能と特徴、競合優位性について教えてください。

SmartViscaの機能は非常にシンプルで、名刺に書かれている情報を正確に抜き出し、項目ごとに分けてSalesforce上で使えるようにデータ化します。名刺管理が前面に出ていますが、データは顧客管理にも活用できます。サンブリッジとしてはSalesforceがメインで、SmartViscaはSalesforceに触れていただくためのサブと考えていますが、ユーザーには多くのメリットを感じてもらえています。具体的には、次の5つのメリットが挙げられます。

ひとつめは、名刺の情報を正確にデジタル化して社内で共有できること。しかもその手間を大幅に削減できることです。ふたつめは、Salesforceに最適化されたUI、UXを採用していること。Salesforceの最古参パートナーとして長年培った知見・経験やお客様のフィードバックから得られた意見や感想をもとに、より使いやすいインタフェースにしています。

3つめは安全性です。名刺情報は個人情報であると認識されている企業が多く、特にグローバル企業やエンタープライズ企業はその扱いについてより厳重な基準を持っています。サンブリッジとしても、名刺情報は「お客様の企業資産」と考えているため、情報の保護に注力しています。

たとえば、名刺を撮影、送信したあと画像データはログを残しません。名刺画像を分割したOCRデータも同様です。OCRによりテキスト化したデータをオペレーターが目検チェックすることで正確性を担保していますが、その際にはデータをすべて分割し、個人情報として特定されないようにしています。メールアドレスに至っては、「@」前後で分けています。

デジタル化が終了してお客様に納品する際にも、入力ミスなどが発生した場合に追跡調査ができるよう、60日間はサンブリッジのサーバーにバックアップします。61日以降はすべて自動削除されますので、当社側にお客様のデータが残ることはなく、ユーザーのSalesforce環境のみで管理できます。この「極力、データを保持しない」というコンセプトは、多くのユーザーに好評・支持をいただいています。なお、来年をめどにISMS(ISO/IEC 27001:情報セキュリティマネジメントシステム)の認証取得をする計画です。

 
株式会社サンブリッジ アライアンス室 CAO 矢野賢太郎さん

4つめは、MA活用を見据えた最適化かつ充実した機能です。名刺情報を取り込んだら、活用しないと意味がありません。新規見込み顧客に対するリードナーチャリング(育成)の観点や、既存顧客に対する深耕営業のためにユーザーはMAツールの活用も検討します。SmartViscaではMAツールとの連携を視野に、便利に活用できるさまざまな拡張機能を用意しています。たとえば、名刺情報とMAツールが連携していることで、展示会やイベントにかけた費用に対する商談件数や受注件数といったROI(費用対効果)を見ることができます。

5つめは、適切な料金体系です。SmartViscaはプリペイド方式を採用し、最大で年間24万枚まで登録できるプランを用意しています。組織全体で想定される入力名刺枚数に合わせてプランを購入すれば、ユーザー数は何人でも利用できるので、リーズナブルだとお客様には喜んでいただいています。

――SmartViscaの導入効果について、具体的な数字を公表できる事例はありますか?

よくご紹介するのが、人材業界のアデコ様の事例です。世界の60の国と地域で展開するアデコグループの日本法人で、多様な人材の派遣および紹介のビジネスを展開しています。アデコ様では2009年にSFAとしてSalesforceを導入したのですが、顧客データは営業担当が手入力で行っていました。日常の業務の中で顧客情報をSalesforceへ正確に入力することは営業担当者の大きな負担となっていたのです。

そこでアデコ様ではSmartViscaを導入し、まずは5,000枚の名刺を登録。その後3万枚から5万枚の名刺を登録しています。毎日のように発生していた入力の重複や抜け漏れがなくなり、精度が向上。しかも平均で1枚5分かかっていた名刺の入力がなくなることで、年間約4,200時間の工数を削減しました。登録枚数が多いほどコストメリットも上がりますし、Salesforceとの親和性の高さも評価していただいています。

SmartViscaを導入していただいたお客様に共通して言えることは、本来は営業社員がしなくても良い名刺の登録作業をクラウドサービスに任せることで、空いた時間を自分がすべきコア業務にあてられることです。また、新規顧客開拓などで交換した名刺を訪問面談の後で撮影しておけば、オフィスに戻ったときにはデジタル化が完了し、メール送付など次の業務へすぐに移ることができます。

次のページ
オンライン名刺交換だけではないOnline Profile for Salesforceの構想

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この記事の著者

SalesZine編集部 宮田華江(セールスジンヘンシュウブ ミヤタハナエ)

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

吉澤亨史(ヨシザワコウジ)

元自動車整備士。整備工場やガソリンスタンド所長などを経て、1996年にフリーランスライターとして独立。以後、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う。パソコン、周辺機器、ソフトウェア、携帯電話、セキュリティ、エンタープライズ系など幅広い分野に対応。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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