ヒューマンテクノロジーズは提供するPC認証強化システム「DigitalPersona」の日本製薬の導入事例を発表。日本製薬は大正10年創業で医薬品の研究開発、製造、販売を行っている。導入のポイントは以下。
- 以前はセキュリティを考えてほかの認証製品を利用したが、紛失や破損などにより認証ができなくなることが発生
- 「MRに負荷をかけず、現行のセキュリティを強化する」という目標
- デバイスを増やさずセキュリティを担保
「もっと利便性を高め、且つセキュリティを確保できる認証方法があるのでは」という自問から社内調査がスタートしたという。顔や指紋などの生体認証やICカードでの認証も検討したが精度や管理方法、対応機器の課題が浮き彫りになったという。
そこですでに社用携帯として支給されているスマートフォンにフォーカス。Bluetooth認証であれば、PCにスマートフォンを近づけてペアリングし、パスワードを入力することで認証ができる。スマートフォンと組み合わせればほかのデバイスを持つ必要がない。二要素認証を取り入れることでMRの負荷がかかることを懸念していたが「MRに負荷をかけず、現行のセキュリティを強化する」という目標が理想的なかたちで達成できた。
PC認証強化システム「DigitalPersona」は、PCの認証強化(なりすましの排除)を生体認証をはじめとするさまざまな認証デバイスで実現することが可能で、さらに二要素認証・多要素認証、シチュエーションなどで切り替え可能な次世代の認証強化製品。