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6割以上が上司・先輩の指導内容にストレス ビジネスメール・チャットに関する社内教育の実態/YOSCA

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 YOSCAは、ビジネスメール・チャットに関する社内教育の実態を調査するため、300名を対象としたアンケートを実施した。

【調査概要】

  • テーマ:ビジネスメール・チャットに関する社内教育の実態調査
  • 対象者:20代〜50代の男女300名
  • 調査日:2024年4月
  • 調査機関:YOSCAによる調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答

メール・チャットの書き方は「上司・先輩から教わった」が35.3%でもっとも多い

「メール・チャットの書き方はどのようにして身につけましたか?」(n=300)と質問したところ、もっとも多い回答は「上司・先輩から教わった」で35.3%、次いで「何もしていない/自然と身についた」で31.3%という結果になった。

64.6%が上司・先輩の指導に対してストレスを感じていた

「上司・先輩から教わった」と回答した人(n=113)に対して「上司・先輩の指導に対してストレスを感じたことはありますか?」と質問したところ、64.6%が「ある」と回答した。

部下のストレスの大半は「指導・指摘のあいまいさ」によって生じていた

「上司・先輩の指導に対してストレスを感じたことがある」と回答した人(n=73)に対して「どのような点でストレスを感じましたか?(複数回答)」と質問したところ、「お手本となる文章を提示してくれない」(35.6%)がもっとも多くなった。また、「改善例を示してくれない」(34.3%)、「人によって指摘の内容が違う」(32.9%)、「指摘内容が具体性に欠ける」(31.5%)、「指摘内容に一貫性がない」(31.5%)と続き、上位5つの回答は「指導・指摘のあいまいさ」を意味するものだった。

指導方法は「送信前に文面をチェック」が62%でもっとも多い

 メール・チャットの書き方を部下に指導したことがある人(n=129)に対して「どのような方法で指導しましたか?(複数回答)」と質問したところ、「送信前に文面をチェックして改善点を指摘した」(62%)がもっとも多くなった。

指導の際のストレスは「多くの時間・労力がかかる」が40.3%でもっとも多い

 メール・チャットの書き方を部下に指導したことがある人(n=129)に対して「指導の際にどのようなストレスを感じましたか?(複数回答)」と質問したところ、「指導するのに多くの時間・労力がかかる」(40.3%)がもっとも多くなり、「相手に伝わっているのかが分からない」(38%)が続いた。

※そのほか、自由回答

  • 誰が/どのように/どこまで教えるか決まっていない(30代女性)
  • 自分の時代のルールが今の若い人にとって正しいのかが不安(30代男性)
  • 何度も聞かずに一度教えたら自分で勉強してほしい(40代女性)
  • 分からないことがあっても質問をしてこない(40代男性)
  • ありがた迷惑と思われていないか気になる(40代男性)

全年代ともに自分の文章力にはある程度の自信を持っている

「テキストコミュニケーションは得意ですか?」(n=300)と質問したところ、「得意」が17.7%、「やや得意」が31.3%と、49%が肯定的な回答を示した。年代別データは次のとおり。

  • 20代:「得意」11.8%、「やや得意」47.1%、「どちらとも言えない」25.5%、「苦手」15.7%
  • 30代:「得意」28%、「やや得意」23.1%、「どちらとも言えない」28.7%、「苦手」20.3%
  • 40代:「得意」6.3%、「やや得意」32.9%、「どちらとも言えない」36.7%、「苦手」24.1%
  • 50代:「得意」9.1%、「やや得意」40.9%、「どちらとも言えない」40.9%、「苦手」9.1%

「自分が書く文章は読みやすいと思いますか?」(n=300)と質問したところ、「読みやすいと思う」が12%、「それなりに読みやすいと思う」が52.3%と、64.3%が肯定的な回答を示した。年代別データは次のとおり。

  • 20代:「読みやすいと思う」5.9%、「それなりに読みやすいと思う」58.8%、「どちらとも言えない」27.5%、「読みにくいと思う」7.8%
  • 30代:「読みやすいと思う」15.4%、「それなりに読みやすいと思う」53.8%、「どちらとも言えない」23.8%、「読みにくいと思う」7%
  • 40代:「読みやすいと思う」10.1%、「それなりに読みやすいと思う」45.6%、「どちらとも言えない」36.7%、「読みにくいと思う」7.6%
  • 50代:「読みやすいと思う」13.6%、「それなりに読みやすいと思う」50%、「どちらとも言えない」31.8%、「読みにくいと思う」4.6%

 メール・チャットの書き方を部下に指導したことがある人(n=129)に「自分が書いたメール・チャットは部下のお手本になると思いますか?」と質問したところ、「お手本になると思う」が18.6%、「ある程度はお手本になると思う」が56.6%と、75.2%が肯定的な回答を示した。

読みやすい文章の書き方を学んだことがある人は3割程度

「学校教育(小中高大)以外で、読みやすい文章の書き方について学習したことはありますか?」(n=300)と質問したところ、63.3%が「ない」と回答した。

「ある」と答えた人(n=110)に「どのような方法で学習しましたか?(複数回答)」と質問したところ、「有識者に添削してもらった」(40.9%)がもっとも多くなった。

8割以上の人が文章力向上のための学習に興味を持っている

「文章力向上のための学習に興味はありますか?」(n=300)と質問したところ、「とても興味がある」が25.7%、「やや興味がある」が56%と、81.7%が肯定的な回答を示した。年代別データは次のとおり。

  • 20代:「とても興味がある」25.5%、「やや興味がある」54.9%、「どちらとも言えない」11.8%、「興味がない」7.8%
  • 30代:「とても興味がある」33.6%、「やや興味がある」49.7%、「どちらとも言えない」9.8%、「興味がない」7%
  • 40代:「とても興味がある」15.2%、「やや興味がある」65.8%、「どちらとも言えない」12.7%、「興味がない」6.3%
  • 50代:「とても興味がある」18.2%、「やや興味がある」59.1%、「どちらとも言えない」9.1%、「興味がない」13.6%

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