ビジネスに特化したプロフェッショナルネットワークであるLinkedInは、独自調査を実施し「日本で今、最も需要の高いスキル」のトップ10を発表した。本ランキングはLinkedIn上の求人で求められているスキルを集計したもの。調査の結果、2022年に日本で最も需要が高かったスキルは「営業」で、次に「英語」「マネジメント」と続いた。
本ランキングでは、「営業(1位)」「英語(2位)」といった個人のパフォーマンスに関するスキルの需要が高い一方で、「マネジメント(3位)」「コミュニケーション(6位)」「リーダーシップ(9位)」といったチームや組織の運営に関わるスキルや、「プロジェクトマネジメント(4位)」「マーケティング(5位)」「戦略的思考(7位)」「調査・分析(8位)」「事業開発(10位)」といったプロジェクトの戦略や推進に関するスキルも求められているという傾向がわかった。
LinkedInによる見解
現在の人材市場では、採用や人材確保において経歴や学歴よりもスキルを最も重視する「スキルファースト」の人材戦略が注目されている。各個人にとっては、需要の高いスキルを習得することで、厳しいマクロ環境に直面しても個人とチームの目標達成に役立てることができる。時代やビジネスの変化に合わせて、自身の持つスキルを高めること、また、新しいスキルを学ぶことが、今後ますます重要になると考えられる。
関連スキル10コースを期間限定で無料公開中
同社が提供するオンライン学習プラットフォーム「LinkedInラーニング」では、今回上位に挙がったスキルに関連する10コースを、2023年3月15日(水)まで無料で公開している。
<無料公開中のコース>
- ソリューション営業の極意
- ビジネス英語の基礎:基本
- さまざまな世代の社員をマネジメントするには
- プロジェクトマネジメントの基礎:スコープクリープを防ぐには
- オンラインマーケティングの基礎
- 良好な人間関係を築くコミュニケーション
- 戦略的思考術
- データサイエンス入門:基本を理解する
- インクルーシブ・リーダーシップ
- ビジネスセンスの磨き方