日本能率協会総合研究所(以下、JMAR)は、従来のヒアリング調査に、“本音(感情)”を可視化できる“音声解析(感情解析)”のDX技術を融合し、課題解決に向けた音声解析ヒアリング支援サービスを開始したことを発表した。
アンケート調査などの定量的な社内データをもとに、企業の課題に応じたヒアリング項目をJMARが設計。対象者へ音声解析ツールを使用して“建前や忖度のない実態(本音)”を確認し、調査結果の妥当性の検証と真の“課題解決”に求められる本音(実態)を客観的なデータにて分析することで、従来の“自己申告型”のアンケート調査や申告に依拠するヒアリング調査よりも実態に即した、有効性の高い分析支援を行う。
プログラムの分析手法例
事前のアンケート調査結果(貴社保有の調査結果等を含む)をもとに、ヒアリング対象者へ次のような支援を行う。
※ヒアリング形式は、Zoom等のウェブ会議アプリによるリモート環境でも実施可能
※音声解析ヒアリングは、複数名(最低5名以上)へのヒアリング結果の集団分析を想定
※1対1形式(JMAR質問者と回答者)のヒアリング対応が必須(一度に複数名への対応は不可)
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トータル分析
対象者様への総ヒアリング時間(例:1名30分~)に対してリスク(信憑性に疑義があるもの)割合を示し、設問別の出現回数を明示する。
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フォーカス分析
自社・自組織に対する“強み”“弱み”に関連した内容にフォーカスしてヒアリング調査を行い、ランキング形式等で結果を明示する。
※当該ヒアリングテーマに関するアンケート調査結果、あるいは社内データから導き出された情報をウェブ会議投影画面にて共有した上で、ヒアリングを実施する手法
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属性別比較分析
ヒアリング対象者の役職や年代、職種などの属性ごとにカテゴライズし、全体結果あるいは、属性別の集団分析の結果を示し、傾向差を明示する。