UPDATERのWell-being tech事業「みんなエアー」は、「みんなの働き方EXPO」のセッションテーマのひとつである「幸せな働き方の企業に資本が集まる理由」に関する調査として、株式投資家110名を対象に「企業の働き方と投資基準に関する実態調査」を実施。その結果を発表した。
- 調査概要:企業の働き方と投資基準に関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2022年8月9日~同年8月10日
- 有効回答:株式投資家110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
調査結果
直近の投資先選びとして「従業員が幸せに働いているか」を重要視しているかたずねた。「非常に重視する」が21.0%、「やや重視する」が40.0%という結果になった。
今後企業への投資観点のひとつとして、「従業員が幸せに働いているか」の重要度は高まると思うかたずねた。「非常にそう思う」が26.4%、「ややそう思う」が50.0%という結果になった。
Q2で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した層に、「従業員が幸せに働いているか」の重要度が高まると思う理由をたずねた。「企業の継続性を左右する指標だから」(60.7%)がもっとも多く、「有望な人材が集まるから」(50.0%)、「より働き方の柔軟さなどが求められているから」(47.6%)と続いた。
また、Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した層に、上記回答以外の理由をフリーコメントでたずねた。その結果は次のとおり。
<自由回答・一部抜粋>
- 企業の継続性が高まりそうだから(46歳)
- 従業員を大切にする企業は、株主などステークホルダーすべてを大切にする企業だから(60歳)
- 企業の宝物は社員のはずだから(58歳)
- 生産性が高まるから(56歳)
- 企業価値が高まるので(54歳)
- ノウハウの伝承、採用コスト・研修コストの削減、クオリティの維持が期待できる(51歳)
- 定着率が高まる(43歳)
- 幸せと労働意欲は相関関係にあるので(59歳)
Q1で「非常に重視する」「やや重視する」と回答した層に、「従業員が幸せに働いているか」を指標として投資をした先は、実際に業績が上がっているかたずねた。「非常に上がっている」が20.9%、「やや上がっている」が49.3%という結果になった。
投資において、利益や売り上げなどが伸長している中、「従業員が幸せに働いているか」の観点の評価が低い場合、投資を控えた経験があるかたずねた。「非常にある」が16.3%、「ややある」が32.7%という結果になった。