情報基盤開発は、同社が提供するサービス「AltPaperストレスチェックキット」利用した顧客を対象に、高ストレス者の割合・総合健康リスク・各種ストレス尺度について業種別に平均値を算出。その結果を「ストレスチェック業界平均値レポート2021」として公開した。
※調査対象:2021年中にAltPaperストレスチェックキットを利用し、集団分析結果の提供に同意した事業者のうち、2021年12月末日までに集計を完了した1,525事業者の男性20万7,679名・女性16万2,568名
調査結果
2021年は全業界で高ストレス者割合が平均値10%(全国:厚労省データ)を上回った。全業界で10%を超えるのは、今回が初。
ストレスの傾向を「ストレス尺度」から見ていくと、業界に関係なく全体的に「技能の活用度」「身体愁訴」「家族や友人からの支援度」の数値が2020年に引き続き不良となった。
また、「自覚的な身体的負担度」も不良な結果となった。身体を使った業務に従事する業種、とくに「宿泊業、飲食サービス業」「医療業」「保健衛生、社会保険・社会福祉・介護事業」など多くの人と関わる業種では、平均と比べて大幅に不良な数値となり、前年と比較しても依然として負担が高い傾向があった。