NTTドコモは、対話型AIサービスにおいて実在の人物や架空のキャラクターのような受け答えを可能にする「キャラクタ雑談技術」を開発した。
同技術は、あらゆる対話型AIサービスにさまざまなキャラクタ性を付与することができるもの。再現したい人やキャラクターの対話データ(質問、応答)を学習することで、「まるでその人やキャラクターと会話しているような」対話型AIの作成が可能になる。従来の対話型AIでは、対話のルールを作成する方法が一般的であったが、同技術ではキャラクターの対話データを用意するだけで、ユーザーの入力に応じた応答の出力が可能に。また、同社が提供する対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」と組み合わせることで、音声認識・音声合成による音声対話が実現する。