ソフトブレーンは、同社が提供するCRM/SFA「eセールスマネージャー」(以下、esm)と、ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」を連携可能とするアプリを、アプリストア「esm linkage」にて提供を開始した。なお今回の連携は、テクノロジーズが開発した「Circle」を媒介として実現した。

提供の背景
現在、さまざまなBtoC企業で一般消費者向けのコミュニケーションツールや顧客管理・営業支援(CRM/SFA)ツールの導入が進んでいる。しかし、顧客とやり取りをするコミュニケーションツールと、社内で顧客を管理するツールはまったく別のソフトウェアを使用していることが多い。そのため、顧客に紐づくメッセージとその他情報の一元管理が難しく、顧客情報が分断されてしまう課題が発生している。
このような背景から、ソフトブレーンは、CRM/SFAとコミュニケーションツールをつなぐ連携アプリの提供に至った。
連携アプリ利用できること
esmとLINE WORKSを連携することで、LINE WORKSのアドレス帳データをesmに取り込み、esm上でメッセージ配信やトーク内容の確認が可能になる。
アドレス帳データ自動連携

LINE WORKSで収集した連絡先をeセールスマネージャーへ取り込む。同時に名寄せも行われ、顧客情報の一元化が可能になる。
メッセージ配信連携

esm上の機能でリストアップした対象顧客へのメッセージを作成し、LINE WORKSを通じて配信できる。これにより、購買状況などのステータスに合わせた適切なメッセージを一斉に配信することが可能になる。
トークルーム画面リンク

esmの顧客詳細画面から、LINEのトーク画面を開くことができる。これにより、顧客に関連するさまざまな情報を確認しながらトークをすることが可能になる。
LINE WORKS Industry Development Sales 3 本部長 中澤亮介氏のコメント
ソフトブレーン社の「eセールスマネージャー」と弊社サービス「LINE WORKS」ならびにテクノロジーズ社の「Circle」による連携を心より歓迎いたします。
多くのB2C企業様にとって、LINE WORKS ⇔ LINEという顧客タッチポイントをSFAのインターフェースとシームレスに連動させる事は、営業マンによる、デジタルツールからの離脱や、お客様のタッチポイントからの離脱を最小化する、すなわち営業DXの真髄をいくツールになると確信しています。
同時に営業DXを本気で進めたい企業にとって、この連携はまさに“現場ファースト”を実現する強力な武器になると確信しています。
テクノロジーズ 取締役COO 畠山学氏のコメント
このたび、弊社「Circle」が媒介となり、esm(eセールスマネージャー)とLINE WORKSの連携に貢献できたことに喜びを感じております。
ソフトブレーン株式会社様が提供開始されたアプリは、多くのBtoC企業が直面しているCRM/SFAとコミュニケーションツールを一元管理できない現在進行形の課題を解決に導いておりますので、esm(eセールスマネージャー)とCircle、LINE WORKS連携による今後の展開が非常に期待されます。
「esm linkage」で提供される本アプリが多くの企業で導入されるよう、引き続き弊社も支えになることができれば幸いです。