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2025年7月24日(木)13:00~18:20

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AIエージェント導入企業の9割超が「働き方にポジティブな変化」を実感/AI inside調査

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 AI insideは、年商50億円以上の大企業に勤めており、企業内でDX推進・AI導入に関わる220名を対象に、企業におけるAIエージェント活用実態調査を実施した。

AIエージェントの活用状況、導入にポジティブも業務に定着はまだ少数

「Q1.お勤め先の業務におけるAIエージェントの活用状況について教えてください(n=220)」と質問したところ、「情報収集の段階(導入予定の有無に関わらず)」が20%、「導入を検討している(今後の活用を考えているが、まだ導入していない)」が23.6%となり、導入層としては「試験的に導入している(一部の部署や業務で試行・実証実験中)」が20%、「導入し、活用している(定着までには至っていない)」が15%、すでに積極的に活用している(業務の一部として定着している)が15.9%という回答となった。

AIエージェントの導入目的、「コスト削減」や「業務の精度向上」が上位

 Q1で「導入を検討している」~「導入を検討したが、見送った」と回答した人に、「Q2.お勤め先でAIエージェントを導入する目的を教えてください(複数回答/n=169)」と質問したところ、「コスト削減(人件費や運用コストを削減したい)」が54.4%、「業務の精度向上(人的なミスを削減して精度や品質を向上させたい)」が47.9%、「業務の自動化・効率化(定型業務や単純作業の自動化を進めたい)」が42%という回答となった。

AIエージェントを活用している場面、「文書作成・レポート生成」「データ入力・チェック」など

 Q1で「導入を検討している」~「すでに積極的に活用している」と回答した人に、「Q3.具体的にどのような場面でAIエージェントを活用している(または活用を検討している)か教えてください(複数回答/n=164)」と質問したところ、「文書作成・レポート生成(議事録作成、要約、翻訳、自動記録)」が53%、「データ入力・チェック(経理処理、請求書処理、入力ミス検出)」が50%、「カスタマーサポート(チャットボット、問い合わせ対応の自動化)」が43.3%という回答となった。

AIエージェント導入企業の53.6%から、「人件費や運用コストの削減につながった」との声

 Q1で「試験的に導入している」~「すでに積極的に活用している」と回答した人に、「Q4.すでに導入・活用している中で、どのような効果が見られましたか(複数回答/n=112)」と質問したところ、「人件費や運用コストの削減につながった」が53.6%、「業務効率化により、リソース配分が最適化された」が45.5%、「人的ミスが減少し、業務の精度が向上した」が42.9%という回答となった。

AIエージェント導入企業の91.1%が、「働き方にポジティブな変化」を実感

 Q1で「試験的に導入している」~「すでに積極的に活用している」と回答した人に、「Q5.AIエージェント導入後、あなたの働き方にどのような変化がありましたか(n=112)」と質問したところ、「非常にポジティブな変化があった」が38.4%、「ややポジティブな変化があった」が52.7%という回答となった。

具体的な働き方の変化、第1位「AIとの協働スキルが求められるようになった」

 Q5で「非常にポジティブな変化があった」「ややポジティブな変化があった」と回答した人に、「Q6.AIエージェントの導入により、人の働き方にどのような良い変化がありましたか(複数回答/n=102)」と質問したところ、「AIとの協働スキル(AIの活用・管理)が求められるようになった」が52%、「新しい業務スキルの習得が必要になった」が45.1%という回答となった。

導入企業の約8割が、AIエージェント導入後に「人材不足の問題が解消された」と回答

 Q1で「試験的に導入している」~「すでに積極的に活用している」と回答した人に、「Q7.AIエージェント導入後に、抱えている人材不足の問題がどの程度解消されましたか(n=112)」と質問したところ、「大幅に解消された」が23.2%、「やや解消された」が55.3%という回答となった。

半数以上が、AIエージェントの導入により、「採用ターゲットの変更」や「新しい専門職や職務の創出」を予定

 Q1で「導入を検討している」~「すでに積極的に活用している」と回答した人に、「Q8. AIエージェントの導入により、今後の採用・人材戦略をどのように変更する予定(もしくは検討段階)ですか(複数回答/n=164)」と質問したところ、「採用ターゲットの変更(AI活用を前提としたスキル要件の設定など)」が53%、「新しい専門職や職務の創出(AI活用推進担当など)」が51.2%、「既存社員の再教育・スキルシフト」が48.8%という回答となった。

調査概要
  • 調査名称:企業におけるAIエージェント活用実態調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」によるインターネット調査
  • 調査期間:2025年3月14〜15日
  • 有効回答:大企業(年商50億円以上)に勤めており、企業内でDX推進・AI導入に関わる人220名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある

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