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20代求職者の9割以上が「仕事に熱意のある上司・先輩と働きたい」と回答/ジェイック調査

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 企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開するジェイックは、フリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ」に登録する20代の求職者に対して行った「仕事に熱意のある上司・先輩」に関するアンケート結果を発表した。

【調査概要】

  • 調査名称:「仕事に熱意のある上司・先輩」に関するアンケート調査
  • 調査対象:「ジェイック 就職カレッジ」に登録した20代求職者
  • 調査方法:ウェブアンケート
  • 調査期間:2023年12月1日~2024年2月7日
  • 回答者数:238名

「仕事に熱意のある上司・先輩」と「働きたい/どちらかといえば働きたい」が合計9割超

「『仕事に熱意のある上司・先輩』と働きたいですか?」と質問したところ、「働きたい」が49.2%、「どちらかといえば働きたい」が46.2%、「どちらかといえば働きたくない」が3.8%、「働きたくない」が0.8%となり、「働きたい」「どちらかといえば働きたい」の回答が合わせて9割を超える結果となった。

『仕事に熱意のある上司・先輩』のイメージ 72.3%が「部下、後輩の育成を大切にしている」

「『仕事に熱意のある上司・先輩』のイメージを教えてください(2つまで選択可)」と質問したところ、「部下、後輩の育成を大切にしている」が72.3%、「成長意欲があり、自己啓発を続けている」が38.7%、「チームの成果を大切にする」が29.0%、「会社を愛し、貢献意欲がある」が19.7%、「新しいことにチャレンジする」が17.2%、「個人の成果を大切にする」が10.5%、「その他」2.1%という回答になった。

ジェイック 常務取締役 教育事業部長 近藤浩充氏のコメント

 世界各国の企業を対象に従業員のエンゲージメント調査を実施するギャラップ社が2023年6月に公表した『グローバル職場環境調査』によると、『仕事への熱意や職場への愛着を示す社員の割合』において、世界平均は23%のところ、日本は2022年5%にとどまり、サンプル数が少なくデータがない国を除けば、調査した145ヵ国の中でイタリアと並び最も低い結果となりました。

 今回の調査では、20代求職者に対して「熱意のある上司・先輩」と働きたいか、またその熱意のイメージを質問しましたが、9割以上が「働きたい/どちらかといえば働きたい」、そしてイメージの1位は「部下、後輩の育成を大切にしている」(72.3%)、2位は「成長意欲があり、自己啓発を続けている」(38.7%)となりました。また、「会社を愛し、貢献意欲がある」という、職場への愛着を示す項目は4位と、比較的下位の結果となりました。20代の目線から見て一緒に働きたいと思う「熱意のある上司・先輩」は、どちらかといえば職場への愛着を持っていることよりも、自己成長を続けながら部下・後輩の育成に力を入れている社員ということが見受けられました。

 このような就業意識に沿った職場環境を作ることは、若手社員のエンゲージメントを向上させ、早期離職の防止や職場への定着に結びつきます。20代の部下を持つ管理職や上司は、結果を出し背中を見せるマネジメントや、会社への愛着を見せるよりも、部下の強みを見出し、オーナーシップ(すべては自分から始まるという考え方)を持って、対話力を発揮し部下が自ら動き出すサポートを実践していくことが重要になると考えます。

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