電話自動応答サービス「IVRy(アイブリー)」を提供するIVRyは、構造計画研究所にて「RemoteLOCK(リモートロック)」の販売を推進している、すまいIoT部(以下、RemoteLOCKチーム)に、「IVRy」が導入されたことを発表した。
構造計画研究所は、他社の電話代行サービスに依頼していた電話の一次受けからのコールバックの仕組みを、IVRyを活用することで自動化・平準化する取り組みを開始。これにより、電話代行サービスにかかっていたコストを3分の1以下へ削減することに成功した。
IVRy導入の背景と目的
構造計画研究所は、構造設計事務所から始まり、建設・防災、情報・通信、製造など多様な分野で国内外のIoT技術を積極的に取り入れてきた企業。
同社は2017年にRemotelock社が開発したWi-Fi型スマートロック「RemoteLOCK」の日本市場での販売およびサービス提供を開始した。
販売開始当初は社員が電話対応をすべて担っていたが、事業成長にともない問い合わせ数も増加してきたことから電話代行サービスを導入し、「一次受け&コールバック」の形態をとるようにしていた。そんな中、インサイドセールスのプッシュ架電強化にともない、折り返しの電話件数を含め電話件数が月500件超、費用が10万円超の状態となっていた。
このような課題に対し、問い合わせのあった顧客に向けたスムーズな対応とコストダウンを図るため、「IVRy」の導入を決定した。
主な活用方法
RemoteLOCKチームでの主な活用方法は次のとおり。
1. よくある問い合わせ電話の対応振り分けと自動化
問い合わせ内容によって、自動応答やSMSで対応。また、必要に応じて適切な自動情報提供が可能に。電話取次の手間と時間の削減に成功。
2. SMS送信機能で事前のヒアリングをし工数削減
「RemoteLOCK」の取りつけに関する問合せなど、SMS送信機能を使い事前に確認。それにより、面談時のスムーズな提案が可能に。カスタマーへのサービス品質も向上。
3. 文字起こし機能を使い、担当者へ振り分けが容易に
文字起こし機能を活用することで問い合わせ内容の要約を確認し、アルバイトメンバーからインサイドセールス担当者への振り分けを実施。自身が担当する問い合わせへの対応のみに集中できる環境を整えたことで、業務効率化を実現。
電話DXサービス「IVRy」について
電話DX SaaSサービスIVRyを利用することで、電話の応答を自由に設定でき、AI自動応答、SMS返信、電話転送、アプリ転送、顧客管理(CRM)など、幅広いフロントオフィス業務を支援する機能を活用することができる。
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