ユームテクノロジージャパンは、22卒新入社員の受け入れ先上司100名を対象に、22卒新人の「受け入れ先上司」の意識調査を実施。その結果を発表した。
- 調査概要:22卒新人の「受け入れ先上司」の意識調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2022年11月21日~同年11月22日
- 有効回答:22卒新入社員の受け入れ先上司100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない
調査結果
新入社員の受け入れに向けてどのような準備をしたかたずねた。その結果、「育成目標の設定」(67.0%)がもっとも多くなり、「新入社員プロフィールの読み込み」(60.0%)、「教育・マネジメント研修の受講」(57.0%)と続いた。
新入社員の受け入れに関して悩みはあったかたずねたところ、26.0%が「かなりあった」、48.0%が「ややあった」と回答した。
Q2で「かなりあった」「ややあった」と答えた回答者に、具体的な悩みの内容をたずねた。その結果、「コミュニケーションにおいて、どの程度踏み込んで良いかわからない」(79.7%)がもっとも多く、「配属される新入社員の特徴(強み・弱み)がわからない」(58.1%)、「適切な指導方法がわからない」(47.3%)と続いた。
新入社員の受け入れに関する悩み
(Q3で「わからない/答えられない」以外を答えた回答者・自由回答・一部抜粋)
- 指導スケジュールと個人の能力とバランスを考えるのが大変でした(41歳)
- 仕事の完成度をどのくらいまでで合格とするかわからない(51歳)
- テレワークを実施しているので、きちんとした業務について習得できる環境ではない気がしていた(52歳)
- 年々優秀なメンバーが入ってくる中で、やる気を持たせるための教育プログラムを組むのに苦心している(50歳)
- 教育、トレーニングのための時間の確保(47歳)
- すぐ辞める(40歳)
研修での学習内容・状況が共有されていたら、より現場での新入社員の受け入れがしやすくなると思うかたずねた。その結果、31.0%が「非常にそう思う」、54.0%が「ややそう思う」と回答した。
Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えた回答者に、研修での学習内容・状況が共有されることで、もっと現場での新入社員の受け入れがしやすくなると思う理由をたずねた。その結果、「新人の特徴(強み・弱み)の理解につながると思うから」(77.6%)がもっとも多くなり、「新人とのコミュニケーションのきっかけになると思うから」(51.8%)、「より効果的な指導ができるようになると思うから」(43.5%)と続いた。
研修での学習内容・状況が共有されることで、より現場での新人受け入れがしやすくなると思う理由
(Q6で「わからない/答えられない」以外を答えた回答者・自由回答・一部抜粋)
- 部門での研修に活かしやすいため(33歳)
- 研修で学んだことは、こちらで指導しなくても良いので無駄がない(51歳)
- どのような内容で育成プログラムを考えているのかを提示することにより、前向きに取り組んでもらえるようにすることが大切(50歳)
- 得意不得意が予め明確にわかっていれば対応しやすいと思う(48歳)
- より多方面からの判断があれば、よく知る一助となるから(51歳)
- 特性をなんとなくでも理解することで、接し方、指示命令内容も考えることが可能になります。実際に現場での乖離もあるかと思いますが前情報は欲しいところです(46歳)