メンバー全員(1,400人、2022年5月末時点)がフルリモートで働くキャスターは、自社で働くメンバーを対象に「リモートワークと働き方に関する意識調査」を実施。その結果を発表した。
調査概要
- 調査名:リモートワークに関する意識調査
- 調査対象:キャスターで働く国内外のメンバー(業務委託を含む)
- 調査時期:2022年3月24日~4月8日
- 調査方法:インターネット調査ウェブアンケート
- 有効回答数:442名
調査結果
キャスターへの入社理由をたずねた結果、「リモートワークをしたかったから」が72.2%でもっとも多くなった。
リモートワークを選択した理由は「通勤や移動時間を減らしたい」(52.9%)がもっとも多く、「家族との時間を増やしたい」(46.2%)、「リモートワークに興味があった、挑戦してみたかった」(33.9%)が続いた。
リモートワークの誤解
1,「家事・育児・介護との両立」でリモートワークを選ぶ人は少数
リモートワークを選択した理由で「家事・育児・介護との両立」の回答は7.0%という結果に。
2,「リモート」と「フルリモート」は似て非なるもの。出社ゼロの有効性
入社理由において「リモートワークでないと働けない」と21.9%が回答。出社が1日でも発生すれば働けなかった人が存在することが明らかになった。
3,ワーケーションの経験者・実践者はまだまだ少ない
ワーケーション経験者は19.5%。80.5%がワーケーションの経験がないことが明らかになった。また、好きな場所でワーケーションができるとしたらどこを選ぶかたずねたところ、16.1%が「ワーケーションはしない」と回答した。
4,リモートワーク=地方移住ブームの誤解
リモートワークをはじめてから50.5%が移住や引越しを考えたことがあると回答。どこでも好きな場所に移住・引越しができるとしたらどこを選ぶかたずねたところ「関東エリア」が27.6%で最多となった。
5,オンライン会議の「画面オフOK」推奨にメリットが
周りのリモートワーカーと比べて、“珍しいと言われる” “キャスターならではだと思う”働き方として、「オンライン会議中、カメラオフで良い」という回答が複数挙がった。服装やメイクなどに必要以上に気を遣わなくていいといったメリットや家の中が映ることへの抵抗感の払拭がカメラオフを推奨する理由。またオンライン会議そのものを減らしテキスト(チャット)でコミュニケーションを行うことで、生産性の向上を実現しているという。