Winテクノロジは、「新しい生活様式」として推奨されるテレワークを促進するため、従来の紙ベースの申請・承認業務をペーパーレス化する「汎用簡易ワークフロー」の無償提供を開始した。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、従業員の健康と安心・安全を守るべく多くの企業でテレワークが採用されている。しかし、従来の「紙」による申請・承認が必要となる一部業務に際して、やむを得ず出社しなければならないケースも少なくない。こうした背景から、同社は紙を用いた従来の申請・承認業務をデジタル化できる「汎用簡易ワークフロー」を無償提供する。
本サービスは、従来の紙ベースの申請書類はそのままに、承認実績を電子で記録する簡易的なワークフローソリューション。Microsoft Power Platformで構築されているため、それぞれの企業に即したカスタマイズを容易に行うことが可能で、Microsoft 365 E1以上のライセンスを保有している企業であれば、追加費用なしで利用することができる。また、多くの企業でテレワーク支援ツールとして導入されているMicrosoft Teamsとのシームレスな連携も実現。Microsoft Teamsから離れることなく、申請から承認までの業務を遂行することができる。
「汎用簡易ワークフロー」上での申請から承認までの一連の流れは次の通り。
1. 従来通り申請書を作成
申請者は、Microsoft WordやMicrosoft Excelなどの電子ファイルに申請内容を入力、または、申請内容を記載した紙をPDFファイルや画像ファイルとして取り込む。
2. 申請書を添付し、申請
申請内容が記載された電子ファイルをワークフローの申請画面に添付し、上長、担当者、決裁者を指定し申請。
3. スマートフォンやパソコンで承認
承認者は承認依頼に基づき添付ファイルの内容を確認し、スマートフォンやパソコンなどのデバイス上で承認。