ソフトブレーンは、「eセールスマネージャー」に継続的な企業接点の維持や商談発掘の実現をサポートする新機能を追加し、2018年12月3日から提供開始した。
本機能を利用すると、過去に提案した商材や既に導入済みの商材データを基に、商談時期が近づくと自動的に商材がリストアップされるようになる。
これにより、過去に接点を持ったことがある企業に対し、商材データに基づいて今商談に行くべき企業がわかるため、計画的かつ適切なタイミングでの商談が可能となる。
一般的なCRM/SFAは、新規顧客開拓を案件単位で営業を行う「案件型営業」には有効だが、継続的な企業接点の維持や、継続的な商談発掘を必要とされるような営業スタイル、具体的には機器や車両を納品した後のメンテナンスや部品交換、リプレースなどのアフターフォローのような営業スタイルにはフィットしにくいとされてきた。
このような営業スタイルでは販売管理システムを使った管理が多く見られるが、その場合、納入後の商材管理(いつ・どこで・何が対象となるか)はできるものの、その後のアフターフォロー状況や商談の進捗、懸念までを管理する機能は弱いのが実状だった。そのため、営業活動のマネジメントが行いにくく、既存顧客との継続的な関係づくりのためのPDCAをうまくまわすことができずにいたことが背景にある。