Sansan株式会社は、スルガ銀⾏が同社のクラウド名刺管理サービス「Sansan」を導⼊したことを発表。
スルガ銀⾏は、静岡・神奈川を中⼼に全国規模でリテールバンキングを展開している。同社は、国内銀⾏初の個⼈の顧客を対象とした「CRM システム」の導⼊に取り組んだり、インターネットバンキングに注⼒しネット⽀店を開設したりするなど、積極的にIT技術を採⽤してきた。
今回、名刺のデジタル化を通した業務効率化や⽣産性向上を⽬的とし、個⼈営業を担当する部署を中⼼にSansanの導⼊。次のような活用シーンへの期待から、導入は決定された。
社内での⼈脈共有
社員が持つ名刺をデジタル化することにより、⼈脈情報の共有を属⼈的なかたちではなく、システマチックに⾏うことができる。⼈事異動時のスムーズな情報連携・業務引き継ぎなどが⾏え、労働⽣産性の向上・業務の効率化が期待される。
営業個人の業務効率化
名刺情報を正確にデータ化しクラウド上で管理することができるため、PCやタブレット端末からいつでも情報を確認でき、営業の効率化につながる。名刺情報をCSV形式でダウンロードすることもできるため、営業個人のリレーション情報の管理ツールとしても活⽤することができる。
メールマーケティング
名刺交換相⼿にメール配信を⾏う機能があり、顧客への新サービス案内やリレーション活動を効率的に⾏うことができる。メール配信機能には、企業名・⽒名の差し込み機能などがあり、誤配信による情報漏えいなども防ぐ。